ハイデルベルグとMKマスターワークは10年間のパートナーシップを祝い共に未来へ向かう

12/03/2025

・さらなる戦略的提携を通じて、パッケージ生産における高度に自動化されたエンド・トゥ・エンドのソリューションを顧客に提供

・生産性の向上：ロボティクスの活用がますます重要に

・ハイデルベルグはパッケージ印刷および商業印刷分野におけるシステムインテグレーターとしての方針を強調し、成長戦略を推進

ハイデルベルグと中国のパッケージ業界向け後加工システムの大手メーカーであるMKマスターワークは10年前、戦略的販売提携に合意しました。これに伴い、ハイデルベルグはMKマスターワーク製の高性能型打ち機、折り箱用グルアー、ホットフォイルスタンピング機を中国国外で販売しており、ハイデルベルグは世界中の顧客拠点にMKマスターワーク製システムを約1,500台納入してきました。天津にあるMKマスターワーク本社で開催された記念イベントでは、約100社の海外顧客を招き、長年にわたるパートナーシップの成功の歴史を振り返りました。ハイデルベルグとMKマスターワークは共通の未来を見据えています。この記念行事の中で、ハイデルベルグとMKマスターワークは、統合的かつ高度に自動化されたトータルソリューション分野における協業の拡大・延長に関する合意書に署名しました。このソリューションの開発では、顧客との共同開発も可能です。これにはMKマスターワークのロボティクスシステムの統合も含まれます。このシステムはパッケージ生産会社にとって、特にイントラロジスティクスにおいて、ますます重要性を増しています。多くの企業において、生産性の向上と人件費のさらなる削減に重要な役割を果たします。

「パッケージ印刷は、当社のコアビジネスにおける成長戦略の中核をなす分野です。」とDr.ダヴィッド・シュメディングは述べています。「MKマスターワークとの協力関係は長年にわたる成功事例です。今回、この戦略的パートナーシップを延長・拡大することで、エンド・トゥ・エンドのパッケージ生産におけるシステムインテグレーターとしての当社の方針を強調することができます。お客様に効率的な包括的ソリューションを提供すると同時に、魅力的なパッケージ加工分野におけるさらなる可能性を開拓していきます。」「当社の革新的でコスト効率の高いテクノロジーにより、MKマスターワークは近年ダイナミックな成長を続け、すでに中国におけるパッケージ加工ソリューションの市場をリードするプロバイダーとなりました」とMKマスターワーク社長リリ氏は述べました。「ハイデルベルグのような強力なパートナーと共に、この分野で世界的にトップクラスのプロバイダーへと躍進することに成功しました。今後も共に、強固な市場ポジションをさらに拡大していきます。」

MKマスターワークは長年にわたり力強い成長を続け、現在では1,800人以上の従業員が在籍しています。中国・天津にある生産拠点の敷地面積は約60万平方メートルに及びます。また、今年5月に開催されたPrint China見本市では、創業30周年を祝いました。

ハイデルベルグとMKマスターワークの10年間のパートナーシップにおける主要な出来事

2014年末：ハイデルベルグとMK マスターワークは戦略的販売提携に合意し、ハイデルベルグが中国国外におけるMKマスターワーク製品の販売窓口となる。

2016年：drupa 2016で両社は初めて共同ブースを出展し、パッケージ業界向けにフラットベッド型ダイカッター、折り箱用グルアー、ホットフォイルスタンピングマシンなど包括的な製品ラインナップを発表。

2019年：MKマスターワークがハイデルベルグの議決権の約8.5％を取得し、同社の最大の株主となる。

2020年：ハイデルベルグとMKマスターワークは、上海のハイデルベルグ工場向けに精密機械部品の開発・生産を行う合弁会社を設立。

ハイデルベルグとMKマスターワークは10年間のパートナーシップを祝い共に未来へ向かう