ドルックハウスミュラーOHG、スタールフォルダーテクノロジーでポストプレスの生産性を向上

08/16/2022

  • 技術投資で競争力を確保
  • 新しいスタールフォルダーの折り加工技術は生産フローを改善し、生産高を大幅に増加
  • 折り工程の生産性が35%向上
  • 生産性の向上によって、仕事の内製化を達成

ドルックハウスミュラーOHG社は、ドイツのランゲナーゲンに本社を置く印刷会社です。1978年にヨゼフ・ミュラー氏が設立し、現在はご子息のマウリス氏とピウス氏が経営する2代目の家族経営企業です。

ドルックハウスミュラーOHG社の製品には、一般的な商業印刷物、菓子パッケージ向けの小型の折り畳み式インサートがあり、さらに週刊誌や月刊誌などの定期刊行物に重点を置いています。データを受け取ってから、最終製品が出荷されるまで、ハイデルベルグの生産技術とソフトウェアを使用して、社内で生産を行っています。その中には、Push to Stopテクノロジーを搭載したスピードマスターXL106も含まれています。「ドルックハウスミュラー社とハイデルベルグは、長期にわたって緊密なパートナーシップを築いてきました。同社は、競争力を維持するために、定期的に最新技術に投資しています。」とハイデルベルグのセールス・カスタマーサービス責任者のミルコ・クルムプは述べています。

2台の新しい折り機スタールフォルダーKH82-EOUが生産量を増加
より大きな付加価値と生産性の向上
持続可能な生産へのコミットメント
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

ドルックハウスミュラーOHG、スタールフォルダーテクノロジーでポストプレスの生産性を向上

08/16/2022

ドルックハウスミュラーOHG社は、ドイツのランゲナーゲンに本社を置く印刷会社です。1978年にヨゼフ・ミュラー氏が設立し、現在はご子息のマウリス氏とピウス氏が経営する2代目の家族経営企業です。

ドルックハウスミュラーOHG社の製品には、一般的な商業印刷物、菓子パッケージ向けの小型の折り畳み式インサートがあり、さらに週刊誌や月刊誌などの定期刊行物に重点を置いています。データを受け取ってから、最終製品が出荷されるまで、ハイデルベルグの生産技術とソフトウェアを使用して、社内で生産を行っています。その中には、Push to Stopテクノロジーを搭載したスピードマスターXL106も含まれています。「ドルックハウスミュラー社とハイデルベルグは、長期にわたって緊密なパートナーシップを築いてきました。同社は、競争力を維持するために、定期的に最新技術に投資しています。」とハイデルベルグのセールス・カスタマーサービス責任者のミルコ・クルムプは述べています。

2台の新しい折り機スタールフォルダーKH82-EOUが生産量を増加

新しい印刷システムへの投資に続き、ドルックハウスミュラー社は昨年末にポストプレスのオペレーションを更新しました。4つのバックルプレート、クロスフォールドユニット、パレットフィーダを備えた2台の全自動スタールフォルダーKH82-EOUを導入しました。これは、同型の既設のスタールフォルダーKH78の入替えです。この投資には、レイヤーとパイルロジスティクスをサポートするすべての周辺機器を備えたポーラーN115 PRO HD断裁システムも含まれています。

折り加工技術を近代化し、切込み幅を標準化することで、ドルックハウスミュラー社の生産フローは大幅に改善されました。「以前は、KH82で生産している大ロットの仕事を、小ロットの緊急な仕事のために中断しなければならないことがよくありました。それによって大量の準備作業が発生し、折り加工の生産高に大きな影響を与えていました。」とピウス・ミュラー氏は説明します。

さらに、一部の定期刊行物の納期が非常にタイトであることも考慮しなければなりません。午後4時に最終データが印刷会社に送られ、翌朝9時には出荷準備が整っている必要があります。生産スピードを上げることと、全工程を通して安定したプロセスを確保することは絶対条件です。「納期を遵守することは、当社の顧客への強いアピールポイントになります。」とマリウス・ミュラー氏は強調します。

より大きな付加価値と生産性の向上

ドルックハウスミュラー社は、最新の投資によって必要な条件を整えました。コンビネーション折り機の1台は、主に大ロットの仕事に使用され、2台目は小ロットの仕事に使用されています。スタールフォルダーテクノロジーは、コントロールターミナルを使用して素早く簡単に準備することができます。サーボモーターが折りローラー、バックルプレート、クロスフォールドユニットを必要な寸法に自動で調整します。前準備の短縮は、特に小ロットの生産性に大きな影響を与えます。マリウス・ミュラー氏は「2台の新しい折り機は、以前の折り機と比べて生産性が約35%向上しました。」と述ベています。生産性が向上することで、以前は外注していた仕事を社内で生産することができるようになり、付加価値を高めることができます。

「生産性に関して、ポストプレスは多くの印刷会社でボトルネックになっています。ハイデルベルグの最新世代の折り機は、完全自動運転印刷を可能にするPush to Stopコンセプトに組み込むことができ、プロセス全体の生産性を大幅に向上させます。」とハイデルベルグのポストプレスコマーシャルの責任者シュテファン・デトケは述べています。

持続可能な生産へのコミットメント

ドルックハウスミュラー社は、長年に渡り、資源の節約に取り組んできました。可能な限り、持続可能な森林管理の要件を満たすFSC認証の印刷用紙を使用しています。

ドルックハウスミュラー社の顧客は、厳選されたカーボンオフセットプロジェクトを財政的に支援することで、印刷物をクライメイトニュートラルにすることができます。生産工程も、可能な限り環境に配慮しており、製版では化学物質の使用を最小限に抑え、枚葉オフセット印刷機ではサフィラエクセルバイオインキを使用し、湿し水にはアルコールの割合を大幅に減らしています。

また、工場の屋根には太陽光発電設備が設置されています。ドルックハウスミュラー社が12年前にこのシステムを導入して以来、300万キロワット以上の電力を生成し、約3,600トンの二酸化酸素を削減しました。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

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