ゾセット社は反転機構付スピードマスターXL75に投資 ハイデルベルグとの長年に渡るパートナーシップを継続

04/25/2022

  • カレンダー作成が伝統的な強み
  • ゾセット社の25周年に納入された600台目の反転機構付スピードマスターXL75
  • Push to Stopとインテリスタート3により生産性が大幅に高速化
  • プリネクトプロダクションワークフローとサフィラ印刷資材により優れた効率と生産能力が実現

ドルック&カレンダーマーケティングゾセット(ゾセット社)は長年にわたって、標準および特注カレンダーの生産を専門としてきました。ドイツのキスレックに拠点を置く家族経営の同社は、現在は第二世代にあたるダニエル・ゾセット氏とマリオ・ゾセット氏兄弟によって運営されており、様々なデザインやフォーマットのカレンダーを提供しています。顧客の約95%は、ドイツ、オーストリア、スイスのB2Bが占めています。電子的なカレンダーが普及する中でも、印刷されたカレンダーを扱う同社のビジネスは非常に順調に進んでいます。2021年には、ゾセット社は前年比10%増の成長を遂げました。マネージングディレクターのダニエル・ゾセット氏によると、印刷されたカレンダーへの継続的な需要は、長期的に活用できる点にあると言います。「カレンダーは壁に掛けたりテーブルに置くことで、優れた広告媒体になります。」ゾセット社はフルサービスの制作会社です。「私たちは、注文の99%を社内で生産しています。」と、ダニエル・ゾセット氏は説明します。

「私たちは、ハイデルベルグの枚葉オフセットテクノロジーで成長してきました」ダニエル・ゾセット氏
スピードマスターXL75はPush to Stopによって小ロットで強さを発揮
プリネクトプロダクションワークフローとサフィラ印刷資材が優れた効率と高い生産能力を実現
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

ゾセット社は反転機構付スピードマスターXL75に投資 ハイデルベルグとの長年に渡るパートナーシップを継続

04/25/2022

ドルック&カレンダーマーケティングゾセット(ゾセット社)は長年にわたって、標準および特注カレンダーの生産を専門としてきました。ドイツのキスレックに拠点を置く家族経営の同社は、現在は第二世代にあたるダニエル・ゾセット氏とマリオ・ゾセット氏兄弟によって運営されており、様々なデザインやフォーマットのカレンダーを提供しています。顧客の約95%は、ドイツ、オーストリア、スイスのB2Bが占めています。電子的なカレンダーが普及する中でも、印刷されたカレンダーを扱う同社のビジネスは非常に順調に進んでいます。2021年には、ゾセット社は前年比10%増の成長を遂げました。マネージングディレクターのダニエル・ゾセット氏によると、印刷されたカレンダーへの継続的な需要は、長期的に活用できる点にあると言います。「カレンダーは壁に掛けたりテーブルに置くことで、優れた広告媒体になります。」ゾセット社はフルサービスの制作会社です。「私たちは、注文の99%を社内で生産しています。」と、ダニエル・ゾセット氏は説明します。

「私たちは、ハイデルベルグの枚葉オフセットテクノロジーで成長してきました」ダニエル・ゾセット氏

ハイデルベルグの枚葉オフセットテクノロジーは、ゾセット社の成長の基盤を作りました。同社は1980年代から、ミドルフォーマットでこのテクノロジーを使用しています。当時のMOシリーズ印刷機から始まり、スピードマスターSM74、そしてスピードマスターCD74へと入替を行ってきました。これらの印刷機にはすべて反転機構が搭載されていました。「私たちは長年、ハイデルベルグと緊密なパートナーシップを築いており、テクノロジーのイノベーションについての情報も常に入手しています。」と、ダニエル・ゾセット氏は説明します。

最新の投資決定においても、同社は再びハイデルベルグの枚葉オフセット印刷機を選択しました。創立25周年を迎えた2021年5月、スピードマスターXL75-5-Pが稼働を開始しました。同社に納入された2020ジェネレーションのハイパフォーマンスシステムは、このクラスにおけるハイデルベルグの600台目の反転機構付印刷機となりました。

スピードマスターXL75はPush to Stopによって小ロットで強さを発揮

マネージングディレクターのマリオ・ゾセット氏は、スピードマスターXL75はユニバーサルマシンであると言います。「ミドルフォーマットの印刷機は、私たちの要件に完璧に応えてくれます。」と同氏は説明します。これらの要件は様々です。カレンダー事業は毎年9月から12月の間に集中します。残りの数か月間は、ゾセット社は印刷機を書籍、雑誌、商業印刷、複写帳票、インデックスシート、リングバインダーのリフィルなどの印刷に使用しています。これらの注文は、印刷する素材の品質や寸法も非常に多岐にわたります。ゾセット社の多様なジョブの構造は、さらに拡大しています。4色および5色の作業と2/3色のデザインに加え、スピードマスターXL75の5台の印刷ユニットはパントーンカラーを含む作業に頻繁に使用されます。多くのジョブは100枚未満です。このような時、印刷機は本来の強みを発揮します。Push to Stopコンセプトおよび広範囲わたって自動化された前準備のおかげで、印刷機オペレータはプロセスに介入する必要がありません。アシスタントソフトウェアインテリスタート3は仕事替えで、決められたれたルールに従ってすべての順番を体系的に実行します。「以前は生産の準備が整うまでに2,3回用紙を引き抜いていましたが、今では最初のセットアップシートから本生産まで機械を停めることはありません。プリネクトインプレスコントロール3は、用紙数枚以内でインキ供給を自動的に調整します。非常に大きなコスト削減になっています。」と、マリオ・ゾセット氏は強調します。

Push to Stopは印刷プロセス全体を対象としています。フィーダでは、インサートスターが各ジョブの完了ごとに自動でテープを挿入します。

プリネクトプロダクションワークフローとサフィラ印刷資材が優れた効率と高い生産能力を実現

ゾセット社の効率的な生産ワークフローは、プリネクトプロダクションマネージャーによってサポートされています。ゾセット社は、2021年のスピードマスターXL75の稼働と同時にハイデルベルグのデジタルワークフロー制御システムを同時に導入しました。数カ月後にはスープラセッターA75を導入し、製版の近代化を行ないました。CtPシステムでは、ゾセット社は化学薬品を使用しないハイデルベルグのサフィラ製品のプレートを使用しています。ゾセット社は刷版だけではなく、他のすべての印刷資材をハイデルベルグのeShopからオンラインで注文しています。「私たちは、あらゆる質問や要件についての問い合わせ先が一か所で済むことは、大きなメリットだと考えています。これにより、最大限の効率と印刷機の優れた生産性という利益を得ています。」と、ダニエル・ゾセット氏は述べています。

ハイデルベルグドイツセールスのセールス・カスタマーサービス担当ミルコ・クルムプは、「私たちとゾセット社との長年にわたる関係は、信頼とパートナーシップに基づいています。お客様は、当社のチームやサフィラ印刷資材の担当者ペーター・エッサーにいつでも頼ることができます。」と、付け加えます。

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太田 一彦

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