ハイデルベルグのスピードマスターXL106 フォーゲルドルック社のCO2削減に大きく貢献

04/19/2022

  • フォーゲルドルック社はCO2排出量を3年で41%削減、2022年末までにネットゼロ目標を目指す
  • スピードマスターXL106で紙とエネルギー消費量を大幅に削減することで、年間のCO2を30トン削減
  • サブスクリプションスマートコントラクトがプレスルームでの継続したパフォーマンス向上を実現

ドイツのヘーヒベルクに拠点を置くフォーゲルドルック・メディアサービス社(フォーゲルドルック社)は、ベルテルスマンプリンティンググループ(BPG)に属しており、2022年末までCO2排出量をネットゼロにすることを目標にしています。ベルテルスマングループの目標は、2030年までにクライメイトニュートラルを達成することです。フォーゲルドルック社は、決まった分野でCO2排出を完全に抑え、他の分野ではCO2排出量を削減する、あるいはVCS(Verified Carbon Standard)およびゴールドスタンダードによって認定された証明書を購入して一部を相殺することによって、このネットゼロ目標の達成を目指します。

これまでもフォーゲルドルック社は独自の取り組みにより、大幅にCO2を削減してきました。同社マネージングディレクターのヨルグ・クーヘンマイスター氏は、数字によって裏付けをします。「最先端の生産技術とインフラストラクチャーへの投資のおかげで、フォーゲルドルックは2018年から2021年の3年間でCO2排出量を41%削減しました。これは、3,479トンに相当します。」今年は、100%グリーンエネルギーに切替え、新しい空調技術(吸収式冷凍機)を導入することによって、排出量をさらに大幅に削減します。

フォーゲルドルック社の気候目標達成をサポートする新しいスピードマスターXL106
フォーゲルドルック社とハイデルベルグを前進させるサブスクリプションコントラクト
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

ハイデルベルグのスピードマスターXL106 フォーゲルドルック社のCO2削減に大きく貢献

04/19/2022

ドイツのヘーヒベルクに拠点を置くフォーゲルドルック・メディアサービス社(フォーゲルドルック社)は、ベルテルスマンプリンティンググループ(BPG)に属しており、2022年末までCO2排出量をネットゼロにすることを目標にしています。ベルテルスマングループの目標は、2030年までにクライメイトニュートラルを達成することです。フォーゲルドルック社は、決まった分野でCO2排出を完全に抑え、他の分野ではCO2排出量を削減する、あるいはVCS(Verified Carbon Standard)およびゴールドスタンダードによって認定された証明書を購入して一部を相殺することによって、このネットゼロ目標の達成を目指します。

これまでもフォーゲルドルック社は独自の取り組みにより、大幅にCO2を削減してきました。同社マネージングディレクターのヨルグ・クーヘンマイスター氏は、数字によって裏付けをします。「最先端の生産技術とインフラストラクチャーへの投資のおかげで、フォーゲルドルックは2018年から2021年の3年間でCO2排出量を41%削減しました。これは、3,479トンに相当します。」今年は、100%グリーンエネルギーに切替え、新しい空調技術(吸収式冷凍機)を導入することによって、排出量をさらに大幅に削減します。

フォーゲルドルック社の気候目標達成をサポートする新しいスピードマスターXL106

フォーゲルドルック社は最近、ハイデルベルグのスピードマスターXL106-9-P+Lへ投資しました。同社は、2020年2月に既設の枚葉オフセット印刷機2台に替えてコーティングユニット搭載反転機構付9色機を導入しました。クーヘンマイスター氏によると、新しい印刷機は、同社がCO2削減目標を達成するために重要な役割を果たしています。「同じような用紙のスループットについて言えば、新しいスピードマスターXL106は、以前の印刷機と比較してエネルギー消費量を57%も削減することができました。」と、クーヘンマイスター氏は説明します。

フォーゲルドルック社のスピードマスターXL106は、ハイデルベルグクラウドに接続されています。年間の分析結果が示すように、ジョブの準備に使った用紙は、平均で100枚未満、生産工程での損紙の割合はわずか0.5%です。クーヘンマイスター氏は、これが年間30トンのCO2削減につながると見積っています。スピードマスターオペレーティングシステムの前準備の自動制御や、カラーマネジメントソフトウェアによって迅速に目標値を達成できることに加え、これらの大幅な損紙削減は、コンサルティングとサービスにも依るところも大きく、これらのサービスをハイデルベルグはサブスクリプションスマートで印刷会社に提供しています。「体系的なメンテナンス作業により、印刷機は常に良好な状態に保たれています。」と、クーヘンマイスター氏は説明します。同氏は特に、印刷機のパフォーマンスを継続的に改善するために、マンスリーコールが非常に効果的だと考えています。ハイデルベルグの技術者は、フォーゲルドルック社の社員とマンスリーコールで定期的に連絡を取ります。「チームワークによってテーマが対処および解決され、これによって初日からスピードマスターXL106のパフォーマンスを向上させることができました。」と、クーヘンマイスター氏は説明します。

クーヘンマイスター氏は、2021年の年末にハイデルベルグの社員と共に実施したメイクレディワークショップが特に役立ったと感じています。「私たちは、すでに良い結果を残してきましたが、それでもまだ改善できることが1つ、2つありました。」高性能の枚葉オフセット技術とハイデルベルグとの定期的かつ緊密な連携をフォーゲルドルック社の社員は高く評価しています。意欲的なチームは、スピードマスターXL106のパフォーマンスを最大限に発揮することを楽しんでいます。

フォーゲルドルック社とハイデルベルグを前進させるサブスクリプションコントラクト

これらのすべての対策によって、スピードマスターXL106は、以前の2台の印刷機と比較して生産性が大幅に向上しました。クーヘンマイスター氏は、サブスクリプションスマートコントラクトが、パフォーマンスの向上とそれに伴うCO2排出量の削減に重要な役割を果たしていると感じています。クーヘンマイスター氏は顧客として、ハイデルベルグとの定期的なコミュニケーションを、新たなシステムが導入された後でもパートナーとしてサプライヤーとともに継続的に生産技術のパフォーマンスを最適化するための持続的な努力であるととらえています。「サブスクリプションコントラクトにより、機械が引き渡された後もハイデルベルグは生産性とパフォーマンスの責任を負うことになります。これにより、サプライヤーとしてのハイデルベルグと、信頼できる印刷サービスプロバイダーとしてのフォーゲルドルックも、共に前進することができます。」と、クーヘンマイスター氏は、結びます。

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