完成度の高い印刷物を求めるトレンドがカスタマイズ印刷機の需要を強く後押し

01/19/2022

  • ブランドオーナーは傑出したパッケージデザインで新しい購入意欲を創造
  • 商業分野においてもコーティングや特殊効果の需要が増加
  • ハイデルベルグは、カスタマイズ仕様のマーケットリーダー
  • 新しいスピードマスターCX104ロングバージョンでの大きな可能性

最近のトレンドのひとつに、ますます多くの印刷会社が、洗練されたコーティングと特殊効果を備えた印刷製品を求めるようになってきているいう事実があります。このトレンドは、折り箱印刷とラベル印刷で特に顕著であり、ブランドオーナーは、効果的で際立ったパッケージデザインを生かして、新しい購入意欲を喚起する安定した流れを生み出すことを目指しています。一方、商業印刷においては、印象的で洗練されたコーティングと特殊効果で他と差別化のできるカスタムデザインの印刷製品でマーケティングキャンペーンを実施したいと考えているようです。

ハイデルベルグでは、これらの市場要件に対し、ますます増加するユニット数(ロングバージョン)とカスタム仕様、そして多種多様な装置を備えた印刷機によってお応えしています。例えば、インターデッキおよびドライヤーを備えた20の印刷およびコーティングユニットと、複数のコールドフォイルモジュールを1つの印刷機に装備できます。

「一般的な市場の回復は、カスタマイズされた印刷機の需要にも明確に反映されています。」と、ハイデルベルグのCEOであるライナー・フンツドルファーはコメントしています。 「ますます洗練された表面仕上げを施した印刷製品が求められる傾向は依然として高まっており、ブランドオーナーと印刷会社の収益性を同時に高めています。」

特に需要の高いスピードマスターXL106の特別仕様
新しいスピードマスターCX104にも大きな可能性
お客様の利益が最優先
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

完成度の高い印刷物を求めるトレンドがカスタマイズ印刷機の需要を強く後押し

01/19/2022

最近のトレンドのひとつに、ますます多くの印刷会社が、洗練されたコーティングと特殊効果を備えた印刷製品を求めるようになってきているいう事実があります。このトレンドは、折り箱印刷とラベル印刷で特に顕著であり、ブランドオーナーは、効果的で際立ったパッケージデザインを生かして、新しい購入意欲を喚起する安定した流れを生み出すことを目指しています。一方、商業印刷においては、印象的で洗練されたコーティングと特殊効果で他と差別化のできるカスタムデザインの印刷製品でマーケティングキャンペーンを実施したいと考えているようです。

ハイデルベルグでは、これらの市場要件に対し、ますます増加するユニット数(ロングバージョン)とカスタム仕様、そして多種多様な装置を備えた印刷機によってお応えしています。例えば、インターデッキおよびドライヤーを備えた20の印刷およびコーティングユニットと、複数のコールドフォイルモジュールを1つの印刷機に装備できます。

「一般的な市場の回復は、カスタマイズされた印刷機の需要にも明確に反映されています。」と、ハイデルベルグのCEOであるライナー・フンツドルファーはコメントしています。 「ますます洗練された表面仕上げを施した印刷製品が求められる傾向は依然として高まっており、ブランドオーナーと印刷会社の収益性を同時に高めています。」

特に需要の高いスピードマスターXL106の特別仕様

ハイデルベルグは過去3年間で、70×100cm、および50×70cmのサイズで週に平均1台のカスタマイズされた印刷機を出荷してきました。カスタマイズされた印刷機をこれほど多く販売しているメーカーは世界を見ても他にありません。現在、お客様独自のご要望でカスタマイズされた印刷機は、すべてのスピードマスターXL106の80%を占めています。これらの特注機を注文するお客様は、主にヨーロッパ、アメリカ、アジアに拠点を置き、その主な市場は日本となっています。

ハイデルベルグの市場での主導的な地位は、枚葉オフセット印刷機の製造における比類のない専門知識と、関連するアプリケーションの深い理解によるものです。これには、開発、生産、およびサービスにも言えることです。ハイデルベルグは過去15年間で、世界中に12台以上のユニットを備えた約200台の印刷機を設置してきました。通常、これらはデュアルコーティングプレス(2つのコーティングユニットを備えた印刷機)です。市場で使用されている非常に長い(ロングバージョン)印刷機の約半分は、両面印刷と表面仕上げをすることが求められます。ここで、ハイデルベルグが有する用紙搬送と反転技術に関する専門知識が生かされています。特に、再生紙や極薄素材など、これまで以上に要求の厳しい原反が使用されている場合、さらにこうした専門知識や経験が重要なのは言うまでもありません。

新しいスピードマスターCX104にも大きな可能性

新しいスピードマスターCX104は、ユニット数の多い、非常に長い(ロングバージョン)印刷機の構成にも大きな可能性を秘めています。ハイデルベルグは、2021年夏の市場投入以来、すでに1,000台以上の印刷ユニットを販売しています。特に中国の主要な包装市場では、印刷会社が現地の洗練されたコーティングと特殊効果を備えたパッケージング用の需要を満たすための長い特殊機械の需要が急増しています。12台以上のユニットを備えた最初のスピードマスターCX104も、上海の生産工場から既に納入されています。これにより、ハイデルベルグは中国の主要市場およびアジア太平洋地域での確固たる地位をさらに拡大しています。

お客様の利益が最優先

ロングバージョンの印刷機は、1つのインラインワークフローで多数の異なるプロセスを組み合わせることができます。その目的は、最終製品を迅速に生産し、ロジスティクスの支出を最小限に抑えることです。ただし、それはできるだけ多くのアプリケーションを1台の印刷機に詰め込むことだけでありません。技術的に実現可能なものと、お客様に最大の利益をもたらすものとのバランスを考えたソリューションを見つけることが最も大切です。

これが、ハイデルベルグがお客様と非常に緊密に連携して、印刷機の仕様を決めている理由です。「私たちは、可能な限り多くのプロセスをインライン、かつ高品質でカバーできるようにお客様と話し合います。最終的には、お客様が製品をコスト効率よく生産するために使用できるタイプの印刷機を提供することです。」と、ハイデルベルグの枚葉オフセット印刷機のプロダクトマネジメント、シニアマネージャーであるマルコス・リヒテルは説明します。

ただし、印刷ユニットとコーティングユニットを使用して印刷機を構成することだけが、考慮すべき重要事項ではありません。関連する自動化をどうするかも同様に重要です。ロット数がますます少なくなるにつれて、ジョブの変更をすばやく実行する機能が特に重要になります。ハイデルベルグは、2つの方法でこの要件を満たしています。まず、印刷およびコーティングプレートを交換するための完全に自動化されたシステムが利用可能です。第2に、スピードマスターオペレーティングシステムのインテリジェントアシスタントは、大部分が自動化されて実行される前準備プロセスを提供します。オペレータは、すべてのプロセスを通じて、プリネクトプレスセンターXL3コントロールステーションによって体系的にガイドされます。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

Tel: 03-5715-7374

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