10/11/2021
最初のスピードマスターCX104のうち一台は、すでに1年前からハンガリーのパッケージ印刷会社カルトンパック社で稼働しています。（左から右）最高経営責任者シャンドル・ウスカイ‐ボイシュコ博士、生産・オペレーションマネージャー ノラ・テレキ氏、ハイデルベルグハンガリー 営業部門責任者アンドラシュ・ゲネシュ
1952年にデブレツェンで設立されたハンガリーの折箱生産メーカーであるカルトンパックドボジパリニャルティ（カルトンパック社）は、今日では100人以上の社員が働いています。印刷およびパッケージ業界で70年の経験を持つカルトンパック社は、ハンガリーを代表するパッケージ印刷会社のひとつです。同社は、顧客および200社以上のサプライヤーと密に協力しながら、地元あるいは多国籍製薬企業、化粧品、食品業界向けのパッケージを生産しています。カルトンパック社のサービスは、構造およびグラフィックデザインから、印刷、型抜き、完成品に至るまで、バリューチェーン全体にわたっています。カルトンパック社は、製品をオーストリア、ベルギー、ドイツ、ルーマニア、ロシアに輸出しています。
ハンガリーの経済は新型コロナウィルスによって大打撃を受けましたが、カルトンパック社は、生産プロセスの効率をさらに高めることを目的として、パイロットユーザーとしてハイデルベルグの新しいスピードマスターCX104に投資することを決断しました。カルトンパック社の強さと自信に対する市場の反応は非常にポジティブであり、同社は数カ月間に生産能力を拡大し、生産ボリュームを増やすことができたと報告しています。
カルトンパック社の最高経営責任者シャンドル・ウスカイ‐ボイシュコ博士は、投資を決定した理由を次のように振り返ります。「スピードマスターCX104は戦略的コラボレーションのひとつとして導入されました。ヨーロッパでこのチャンスを得ることができたのは、他に一社しかありません。私たちは、このことを非常に誇りに思っています。当社の仕事の構成を考慮すると、新しいスピードマスターCX104は、柔軟性、信頼性、品質に関する今日あるいは将来の期待を完全に満たすものです。特に、機械のインテリジェントなオペレーションコンセプトとコーティングユニットの高いパフォーマンスに感銘を受けました。」
カルトンパック社は、ハイデルベルグハンガリーのサービス部門からサポートを受けながら、新型コロナが大流行している最中である2020年9月にスピードマスターCX104を稼働させました。それ以来、同社は3シフト制の運用を続けています。生産を始めた最初の一カ月後、新しい印刷機は生産量の大部分を占めるまでになりました。印刷システムは各シフト中に複数回新しいパッケージジョブに切替えられます。この仕事の構成を考慮すると、スピードマスターCX104の迅速な仕事替えは非常に有益です。ハイデルベルグが新しく開発したコーティングユニットは、スピードマスターXL106のコンセプトを数多く取り入れており、迅速な仕事替えに大きく貢献しています。軽量かつシンプルなロック機構により、スクリーンローラーは一人で素早く交換することができます。カルトンパック社は、コーティングアプリケーションを頻繁に交換するため、75%以上の時間を節約できることは、非常に大きな影響をもたらします。さらに、オートプレートプロのおかげで、プレート交換を2分以内に完了することができます。インテリジェントな制御機能の多くはXLテクノロジーに由来しています。プリネクトプレスセンターXL3では、アシスタントソフトウェアであるインテリスタート3がジョブキューにリストされているジョブを分析し、ジョブチェンジに必要なすべての洗浄プロセスや前準備プロセスを有効化します。スピードマスターオペレーティングシステムは、前準備と生産プロセスを論理的な順序に沿ってオペレータに示し、手動で作業が必要な場合は、信号を出します。
カルトンパック社の生産・オペレーションマネージャー ノラ・テレキ氏は、明確に構造化されたユーザーガイダンスと、印刷機の機能と稼働ステータスが分かりやすく表示されるプリネクトプレスセンターXL3を高く評価しています。「時間の節約は特に重要です。スピードマスターCX104では前準備時間を10分短縮することができます。全体として、私たちは新しいスピードマスターによって、CX102と比較して25%以上生産を向上させることができました。」とノラ・テレキ氏は述べています。
試運転から一年が経過し、カルトンパック社のシャンドル・ウスカイ‐ボイシュコ博士は次のように述べています。「お客様に最高のサービスとパッケージ製品を提供するため、私たちは生産技術に高い要求を持っています。スピードマスターCX104は、私たちにとって完璧な印刷機であり、ハイデルベルグは理想的なパートナーです。私たちは、さらに大量の生産をより効率的に行うことができ、以前よりも柔軟にお客様のニーズに応えることができます。」
ハイデルベルグは、新しいスピードマスターCX104を2021年夏に初めて一般公開しました。ハイデルベルグはお客様との密な協力の下、連続生産の開始前にシステムをテストしています。最初のシステムの1つはパイロットプロジェクトの一環として、2020年8月にコーティングユニットを搭載した5色印刷機がカルトンパック社で稼働を開始しました。ハイデルベルグのスピードマスターCX104プロダクトマネジメント責任者フロリアン・フランケンは、「カルトンパック社は、システムを細部にわたってしっかりとテストできるだけでなく、ハイデルベルグの既存の機械や他社の機械とも比較できるパッケージ印刷会社として、私たちの理想的なパイロットユーザーとなりました。」と説明します。スピードマスターCX104は、2016年から同社で稼働しているスピードマスターCX102-5+Lに加わりました。カルトンパック社はまた、両方の印刷機でハイデルベルグのサフィラ印刷資材を使用しています。
10/11/2021
1952年にデブレツェンで設立されたハンガリーの折箱生産メーカーであるカルトンパックドボジパリニャルティ（カルトンパック社）は、今日では100人以上の社員が働いています。印刷およびパッケージ業界で70年の経験を持つカルトンパック社は、ハンガリーを代表するパッケージ印刷会社のひとつです。同社は、顧客および200社以上のサプライヤーと密に協力しながら、地元あるいは多国籍製薬企業、化粧品、食品業界向けのパッケージを生産しています。カルトンパック社のサービスは、構造およびグラフィックデザインから、印刷、型抜き、完成品に至るまで、バリューチェーン全体にわたっています。カルトンパック社は、製品をオーストリア、ベルギー、ドイツ、ルーマニア、ロシアに輸出しています。
ハンガリーの経済は新型コロナウィルスによって大打撃を受けましたが、カルトンパック社は、生産プロセスの効率をさらに高めることを目的として、パイロットユーザーとしてハイデルベルグの新しいスピードマスターCX104に投資することを決断しました。カルトンパック社の強さと自信に対する市場の反応は非常にポジティブであり、同社は数カ月間に生産能力を拡大し、生産ボリュームを増やすことができたと報告しています。
カルトンパック社の最高経営責任者シャンドル・ウスカイ‐ボイシュコ博士は、投資を決定した理由を次のように振り返ります。「スピードマスターCX104は戦略的コラボレーションのひとつとして導入されました。ヨーロッパでこのチャンスを得ることができたのは、他に一社しかありません。私たちは、このことを非常に誇りに思っています。当社の仕事の構成を考慮すると、新しいスピードマスターCX104は、柔軟性、信頼性、品質に関する今日あるいは将来の期待を完全に満たすものです。特に、機械のインテリジェントなオペレーションコンセプトとコーティングユニットの高いパフォーマンスに感銘を受けました。」
カルトンパック社は、ハイデルベルグハンガリーのサービス部門からサポートを受けながら、新型コロナが大流行している最中である2020年9月にスピードマスターCX104を稼働させました。それ以来、同社は3シフト制の運用を続けています。生産を始めた最初の一カ月後、新しい印刷機は生産量の大部分を占めるまでになりました。印刷システムは各シフト中に複数回新しいパッケージジョブに切替えられます。この仕事の構成を考慮すると、スピードマスターCX104の迅速な仕事替えは非常に有益です。ハイデルベルグが新しく開発したコーティングユニットは、スピードマスターXL106のコンセプトを数多く取り入れており、迅速な仕事替えに大きく貢献しています。軽量かつシンプルなロック機構により、スクリーンローラーは一人で素早く交換することができます。カルトンパック社は、コーティングアプリケーションを頻繁に交換するため、75%以上の時間を節約できることは、非常に大きな影響をもたらします。さらに、オートプレートプロのおかげで、プレート交換を2分以内に完了することができます。インテリジェントな制御機能の多くはXLテクノロジーに由来しています。プリネクトプレスセンターXL3では、アシスタントソフトウェアであるインテリスタート3がジョブキューにリストされているジョブを分析し、ジョブチェンジに必要なすべての洗浄プロセスや前準備プロセスを有効化します。スピードマスターオペレーティングシステムは、前準備と生産プロセスを論理的な順序に沿ってオペレータに示し、手動で作業が必要な場合は、信号を出します。
カルトンパック社の生産・オペレーションマネージャー ノラ・テレキ氏は、明確に構造化されたユーザーガイダンスと、印刷機の機能と稼働ステータスが分かりやすく表示されるプリネクトプレスセンターXL3を高く評価しています。「時間の節約は特に重要です。スピードマスターCX104では前準備時間を10分短縮することができます。全体として、私たちは新しいスピードマスターによって、CX102と比較して25%以上生産を向上させることができました。」とノラ・テレキ氏は述べています。
試運転から一年が経過し、カルトンパック社のシャンドル・ウスカイ‐ボイシュコ博士は次のように述べています。「お客様に最高のサービスとパッケージ製品を提供するため、私たちは生産技術に高い要求を持っています。スピードマスターCX104は、私たちにとって完璧な印刷機であり、ハイデルベルグは理想的なパートナーです。私たちは、さらに大量の生産をより効率的に行うことができ、以前よりも柔軟にお客様のニーズに応えることができます。」
ハイデルベルグは、新しいスピードマスターCX104を2021年夏に初めて一般公開しました。ハイデルベルグはお客様との密な協力の下、連続生産の開始前にシステムをテストしています。最初のシステムの1つはパイロットプロジェクトの一環として、2020年8月にコーティングユニットを搭載した5色印刷機がカルトンパック社で稼働を開始しました。ハイデルベルグのスピードマスターCX104プロダクトマネジメント責任者フロリアン・フランケンは、「カルトンパック社は、システムを細部にわたってしっかりとテストできるだけでなく、ハイデルベルグの既存の機械や他社の機械とも比較できるパッケージ印刷会社として、私たちの理想的なパイロットユーザーとなりました。」と説明します。スピードマスターCX104は、2016年から同社で稼働しているスピードマスターCX102-5+Lに加わりました。カルトンパック社はまた、両方の印刷機でハイデルベルグのサフィラ印刷資材を使用しています。
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