医療品パッケージへの情熱
2020ジェネレーションでさらなる成長を

02/24/2021

  • Papierwerk Landshut Mittler社は何十年にもわたり高品質の折り箱を生産
  • ハイデルベルグの新しい2020ジェネレーション、スピードマスターXL75と新しいMKダイアナスマート115が、生産性の向上とともに最高の品質を実現
  • AI(人工知能)を備えたウォッシュアシスタントが洗浄時間を短縮

その高品質のパッケージを世界中で目にするPapierwerk Landshut Mittler(plm:ドイツ)社は、品質、信頼性、情熱、これら3つの言葉で表せる会社です。さらなる成長を目指して、昨年、新しい2020ジェネレーションのスピードマスターXL75-7+Lに投資した最初の折り箱印刷会社となりました。ハイデルベルグのパートナーであるMKマスターワークの新しいダイアナスマート115フォルダーグルアーへの投資が、ハイデルベルグの最新のパッケージソリューションを完了させました。最先端の革新的な技術を使用することで、最高品質と高い生産性を両立させることを可能にします。

「お客様のために最高の折り箱を生産するために、私たちはつねに最も革新的な装置を探し求めています。」と、plm社を経営する家族の3世代目のギュンター・バーニングハウス氏は説明します。「私たちのスローガン”ビヨンド・ザ・ボックス(Beyond the box)”も、それを表現しています。そして私たちは、まだ独立していることを誇りに思っています。」訓練を受けた活版印刷のオペレータおよび印刷エンジニアは、40年間同社で働いています。また、彼は「つねに適切な機械に投資してきた。」と、述べています。1914年創業のplm社は、ドイツ、オーストリア、スイスの中規模の製薬会社と委託製造業者へのビジネスが、その生産の80%を占めています。残りの20%は、化粧品と一般消費財の折り箱です。plm社はまた、世界的に調和した生産を実現するために国際的に有名な製薬会社と協力して、複雑なカラーガイドを開発および製造することに取り組んでいます。

1996年以来、同社はヴェルト・アン・デア・イザールに拠点を置いており、生産プロセスの構築とそのさらなる成長のためにも十分なスペースがあります。 「私たちはつねに、高いレベルの生産性を維持するため、ひとつの拠点に焦点を合わせてきました。さらに、私たちは独自のトレーニングに多額の投資を行っており、その10%という割合には誇りをもっています。」と、ギュンター・バーニングハウス氏は成功の秘訣を説明しています。そして、plm社にはもう1つ特別なことがあります。それは134人の従業員のほぼ半数が女性ということです。

https://plm.de/en

ハイデルベルグとのパートナーシップはウィンウィン
現代的なワークステーションと生産性の向上
チームスピリットと良好な協力体制
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

医療品パッケージへの情熱
2020ジェネレーションでさらなる成長を

02/24/2021

その高品質のパッケージを世界中で目にするPapierwerk Landshut Mittler(plm:ドイツ)社は、品質、信頼性、情熱、これら3つの言葉で表せる会社です。さらなる成長を目指して、昨年、新しい2020ジェネレーションのスピードマスターXL75-7+Lに投資した最初の折り箱印刷会社となりました。ハイデルベルグのパートナーであるMKマスターワークの新しいダイアナスマート115フォルダーグルアーへの投資が、ハイデルベルグの最新のパッケージソリューションを完了させました。最先端の革新的な技術を使用することで、最高品質と高い生産性を両立させることを可能にします。

「お客様のために最高の折り箱を生産するために、私たちはつねに最も革新的な装置を探し求めています。」と、plm社を経営する家族の3世代目のギュンター・バーニングハウス氏は説明します。「私たちのスローガン”ビヨンド・ザ・ボックス(Beyond the box)”も、それを表現しています。そして私たちは、まだ独立していることを誇りに思っています。」訓練を受けた活版印刷のオペレータおよび印刷エンジニアは、40年間同社で働いています。また、彼は「つねに適切な機械に投資してきた。」と、述べています。1914年創業のplm社は、ドイツ、オーストリア、スイスの中規模の製薬会社と委託製造業者へのビジネスが、その生産の80%を占めています。残りの20%は、化粧品と一般消費財の折り箱です。plm社はまた、世界的に調和した生産を実現するために国際的に有名な製薬会社と協力して、複雑なカラーガイドを開発および製造することに取り組んでいます。

1996年以来、同社はヴェルト・アン・デア・イザールに拠点を置いており、生産プロセスの構築とそのさらなる成長のためにも十分なスペースがあります。 「私たちはつねに、高いレベルの生産性を維持するため、ひとつの拠点に焦点を合わせてきました。さらに、私たちは独自のトレーニングに多額の投資を行っており、その10%という割合には誇りをもっています。」と、ギュンター・バーニングハウス氏は成功の秘訣を説明しています。そして、plm社にはもう1つ特別なことがあります。それは134人の従業員のほぼ半数が女性ということです。

https://plm.de/en

ハイデルベルグとのパートナーシップはウィンウィン

ハイデルベルグとplm社のパートナーシップは数十年前にさかのぼり、これまで双方に利益をもたらしてきました。plm社は1992年には最初のコンセプト顧客の1つでした。フィールドテストをして頂くお客様として、plm社はハイデルベルグとのいくつかの主要なプロジェクトに関与してきました。原反の幅を広げるため、また、スピードマスターSM52の最初のコーティングユニット、さらにプリネクトインプレスコントロール、スピードマスターCD74の品質測定システムなど、他にもプリネクトプレスセンターXL3や、ギュンター・バーニングハウス氏が、D50(5000Kデイライト)からD65(6500Kデイライト)切り替えるだけでシートの承認が簡単になると絶賛する、そのLEDデイライトランプでも実施されました。plm社は、長年にわたって50×70のミディアムサイズに焦点を当ててきました。印刷部門には、2008年のスピードマスターXL75-6+Lと、3年前に追加されたスピードマスターXL75-5+L、そして最近では1年前に導入された2020ジェネレーションのスピードマスターXL75-7+Lがあります。これら3つの印刷機はすべて1時間あたり18,000枚の速度で稼働し、用紙サイズは605×750mmで、パッケージング会社には最適です。

直近の投資前、plm社は印刷機市場を精査し、より大きなサイズへの移行も検討していました。しかし、すぐにもう1台、スピードマスターXL75を加えることが最良の解決策であることが判明しました。それを決定づけたのは、新しい2020ジェネレーションの革新的なソリューションでした。新しいハイデルベルグユーザーエクスペリエンス(UX)による明確な操作コンセプト、優れたアクセス性、この印刷機シリーズ用に完全に最適化されたインキユニットによる高い印刷品質です。シリンダーの直径が大きいため、厚紙は印刷機内でスムーズに搬送されます。

「私たちは、ほぼ同一の3台のハイデルベルグ印刷機体制で良いポジションにいると考えています。オペレータはすべての印刷機を操作でき、標準化された印刷プロセスを実行し、不良のない高速生産をお客様に提供できます。」と、ギュンター・バーニングハウス氏は要約します。 「ミディアムサイズが、現時点では私たちにぴったりです。これは収益性の計算によって確認がされています。セットアップ時間が短縮され、色の安定性が向上し、用紙全体の色が均一になります。これにより、多くの付け合わせ印刷を実行できます。」そして、すべての印刷機はサービス契約を結んでおり、ハイデルベルグの技術者はplm社で高く評価されています。洗浄液と補助剤も、ハイデルベルグのサフィラシリーズのものです。

生産は最も古いスピードマスターXL75を除くすべての機械で、場合によっては週末にも3シフトのスケジュールで稼働しています。コロナウイルスのパンデミックの結果としての活発な営業部隊と製薬業界からの追加の需要により、昨年は12%の成長が見られました。2020年の売上高は2,000万ユーロでした。さらなる成長は、プラスチックパッケージの代替増加とモノブロックカートンからもたらされました。

現代的なワークステーションと生産性の向上

印刷部門マネージャーのギュンター・Zöttl氏は、3台の印刷機によってもたらされる生産性の向上に注目しています。新しいスピードマスターXL75は、2008年の印刷機よりも30%効率的であり、2018年の印刷機よりも5%効率的です。全体として新しい2020ジェネレーションの印刷機を際立たせているのは、その信頼性、安定性、品質、および優れたアクセス性です。「オペレータにお気に入りの印刷機を尋ねると、それは必ず新しいスピードマスターです。」と、ギュンター・Zöttl氏は言います。「彼らは新しいオペレータガイダンスシステムの大ファンであり、新しい24インチのタッチスクリーンは彼らの仕事をより直接的で簡単にしています。」同社はナビゲート印刷も活用しています。インテリスタート3は2つのジョブを比較し、オペレータへ生産の最適なアプローチを提案します。印刷ユニットのLEDによる光のガイドシステムであるインテリラインは、アシスタンスシステムに優れたナビゲーションとサポートを提供しています。

スポットカラーはplm社で使用されるインクの80%を占め、仕事のカラフルさは増加しています。つまり、色の変更はより頻繁になります。しかし、これは新しいウォッシュアシスタントと、そのAI(人工知能)によって、はるかに簡単になりました。ウォッシュアシスタントは、対応するジョブと印刷機のパラメータに基づいて、インキユニットとダンピングシステム、ブランケット、および圧胴に適切な洗浄プログラムを選択します。インキローラーを洗浄する場合、たとえば、暗い色から明るい色に切り替えるタイミングを識別し、最適な洗浄プログラムを開始できます。必要に応じて、ディープクリーニングを自動的に開始することもできます。時間の節約に加えて、これは洗浄液と洗浄布も節約します。不要なインキユニットには、新しい「自動保護」機能により、ローラー保護液が継続的に供給されます。インキが再度追加されると、インテリスタート3ワークフローでは、オペレータの介入なしに、ローラー保護が自動的に完全に取り除かれます。

平均ロットは8,000枚弱です。印刷される主な原反は、220~500g/m²のグラム数のプライマリファイバーカードボードです。生産はまた、ダイアナシリーズの4つのダイカッターと4つのフォルダーグルアーを使用して、後加工で3シフトのスケジュールで稼働しています。最新のダイアナスマート115は入れ替えのための投資であり、折り箱に新しい接着オプションを追加することで製品ポートフォリオを拡大しています。新しいダイアナはまた、品質と生産性をさらに向上させることを可能にしました。

チームスピリットと良好な協力体制

将来的にplm社は、ハイデルベルグの印刷機とパッケージングワークフローによって提供されるデータ間の統合を改善し、拡張したいと考えています。これは、次世代のプロジェクトでもあります。ギュンター・バーニングハウス氏の息子ダニエル氏は経営学の学位を持っており、オペレーショナルエクセレンスマネージャーとして3年間会社で働いています。「私たちは強力なチームスピリット、開かれた意見交換ができる場、優れた協力体制を備えた会社です。素早く、柔軟性があり、機敏です。」と、彼は要約します。これらの要素は、設定された目標、つまり、顧客に可能な限り最高の品質を提供する収益性の高いビジネスを実行し、かつ独立した中規模企業として存続することを達成するための基本です。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

Tel: 03-5715-7374

Tel: 03-5715-7260

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