Unfold your Potential (解き放て、ポテンシャル) : 商業印刷の生産性を倍に

10/27/2020

  • ワールドプレミア:ハイデルベルグは、PDFから折り丁積みまで自動化されたワークフローを初めてご紹介します。
  • すべてのスピードマスターでオペレータナビゲーションとインテリジェントアシスタントが利用可能に
  • プリネクトワークフローからデジタルとオフセットを柔軟に選択可能
  • 新しいデジタルクラスタープロダクションモードを搭載したバーサファイアで、さらに効率的に

商業印刷会社が市場において競争力と収益性を発揮するために必要なソリューションはどれか?そして、どのプロセスとインターフェースがポテンシャルを解き放ち、どのようにすると印刷会社のスタッフをさらに適切にサポートできるか。これがハイデルベルグのエキスパートが最新のイノベーションを開発する際に自問した事柄です。答えはこの分野の生産性を新しいレベルに引き上げるために設定されています。標準化されたワークフローをもつ高度に産業化された商業印刷会社のため、ハイデルベルグはデータインプットから折り丁まで、完全自動運転生産をお見せします。初めての、-Push to Stop end-to-end です。

プリネクトプロダクションマネージャーは、幅広く、そして、必要に応じて拡張できる機能で、スマートプリントショップにおけるデジタル化されたプロセスを整理します。中小企業でも合理化されたコスト効率の高いワークフローと、成長の可能性を提供します。また、オフセット印刷機だけではなく、プリネクトデジタルフロントエンド(DFE)を介したデジタル印刷機も統合します。

デジタルクラスタープロダクションモードは、プリネクトDFEの新機能です。これにより複数の新世代バーサファイア印刷機がジョブキューを共有できるため、ジョブを最適な配分で整理できます。

すべてが自律的に行われます-ポストプレスを含む完全自動運転生産が現実のものになります。
中規模の印刷会社の中で、高い柔軟性とより多くの利益を出しているスマートプリントショップ
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

Unfold your Potential (解き放て、ポテンシャル) : 商業印刷の生産性を倍に

10/27/2020

商業印刷会社が市場において競争力と収益性を発揮するために必要なソリューションはどれか?そして、どのプロセスとインターフェースがポテンシャルを解き放ち、どのようにすると印刷会社のスタッフをさらに適切にサポートできるか。これがハイデルベルグのエキスパートが最新のイノベーションを開発する際に自問した事柄です。答えはこの分野の生産性を新しいレベルに引き上げるために設定されています。標準化されたワークフローをもつ高度に産業化された商業印刷会社のため、ハイデルベルグはデータインプットから折り丁まで、完全自動運転生産をお見せします。初めての、-Push to Stop end-to-end です。

プリネクトプロダクションマネージャーは、幅広く、そして、必要に応じて拡張できる機能で、スマートプリントショップにおけるデジタル化されたプロセスを整理します。中小企業でも合理化されたコスト効率の高いワークフローと、成長の可能性を提供します。また、オフセット印刷機だけではなく、プリネクトデジタルフロントエンド(DFE)を介したデジタル印刷機も統合します。

デジタルクラスタープロダクションモードは、プリネクトDFEの新機能です。これにより複数の新世代バーサファイア印刷機がジョブキューを共有できるため、ジョブを最適な配分で整理できます。

すべてが自律的に行われます-ポストプレスを含む完全自動運転生産が現実のものになります。

10月中旬、ハイデルベルクはヴィスロッホ-ヴァルドルフでの対面イベントで、完全自動運転生産の世界初公開を行いました。強力なデジタルプランニングシステムであるプリネクトスケジューラーは、紙、色の割り当て、折りのレイアウトなどを基準に基づいて、受信データを最適な順序でスケジュールします。刷版のイメージングは、スープラセッター生産ラインを介して正しい順序で、完全自動で行われます。「プリネクトは、どのプレートがどこに保管されているかを常に把握しています。プレートストレージシステム内のジョブの順序は、ジョブごとの変更が可能な限り小さく保たれるように最適化されています。-これをインクリメンタル(徐々に変える)メイクレディと呼びます。原反のパラメータとジョブデータに基づいて、予想される紙の伸びを計算し、イメージング中に補正することができます。これにより時間を節約し、紙の無駄を減らすことができます。」と、ハイデルベルグの商業印刷責任者であるライナー・ウルフは説明します。

ジョブはプリネクトスケジューラーによって、印刷機のジョブメモリに直接自動的にロードされます。これにはプレートが保管されている場所に関する情報が含まれます。印刷機での新しい完全自動印刷プレートロジスティクスであるプレート・トゥ・ユニットを使用すると、完全自動プロセスを使用して印刷プレートを供給、および取り出すことができます。 「少部数の工業生産では、1時間あたり10〜20回の仕事替えがあっという間に終わります。プレート・トゥ・ユニットは、オペレータの作業負荷を軽減し、信頼性が高く安定したプロセスを保証します。各プレートには独自のIDがあり、これにより適切なプレートが適切な印刷ユニットに、適切なタイミングで供給されるようになります。プレートのしわや引っかき傷のリスクが排除されます。プロセスはより安定し、ダウンタイムは最小限に抑えられ、品質は向上します。」とライナー・ウルフは話します。

2020ジェネレーションのスピードマスターXL106-8+P+Lには、印刷機のパフォーマンスを体系的に活用するために必要なすべてが備わっています。オペレータのナビゲーションは、さらにインテリジェントなアシスタンスシステムと、AI(人工知能)の使用により、新しいレベルに到達します。新しいハイデルベルグUXは、新しいユーザーエクスペリエンスと、人間工学に基づいた最高のパフォーマンスを提供する最新のワークステーションを提供します。例えば、特許取得済みのインテリスタート3ソフトウェアは、準備プロセスを整理して最適化します。新しいインテリランソフトウェアは、準備プロセスを超えてナビゲーション機能を拡張します。不必要な余分な時間を回避するために、作業が必要な状況に適した継続的な情報をオペレータに提供します。例えば、ウォールスクリーンXLは、完了部数に到達する前の適切なタイミングでジョブ準備メニューに切り替わります。オペレータは、適切なタイミングでデータを確認し、今後の変更順序をよく把握し、まだ準備できていない印刷資材等を準備できます。このようなナビゲーション機能はますます重要になっています。ウォールスクリーンXLでは、インテリガイドタイムライン表示により、すべてのプロセスの透明性が確保されます。オペレータは、手動による介入が必要な場所を正確に確認できます。ただし、オペレータのナビゲーションは機械制御ステーションに限定されません。新しいインテリラインのおかげで、印刷ユニットでも利用できるようになりました。LEDの光が、印刷機が生産モードであるか準備完了モードであるか、およびオペレータがなんらかのアクションを実行する必要があるかどうか、またそうであればそれはどこかを示します。プレスセンターモバイルアプリを使用すると、コントロールステーションの情報を離れていても利用できます。オペレータはつねにジョブデータと印刷機の状況をリアルタイムで利用できます。例えば、次のジョブのための印刷資材を用意している時など便利に使用できます。

不良紙のないパイルでポストプレスに移行できるように、不良紙選別装置が初めて両面印刷機に統合されました。印刷機は不良紙を検出し、自動的に排出します。排出された用紙はすぐに細断され、バキュームユニットを介して廃棄されます。これはゴミ箱を空にする必要がもはやないことを意味します。

納期がこれまで以上に短くなると、用紙はできるだけ早く後加工に回されなければなりません。新世代のドライスターLED Proドライヤーシステムは、20%軽量であるだけでなく、より強力であり、後工程にすぐに回せるデリバリでのドライパイルを確実にします。

次に、これは無人の輸送システムによってスタールフォルダーKH82-P折り機に送られます。この折り機は、用紙をオーバーラッピングすることによって1時間あたり約15,000枚のシートを折ります。KH82-Pは、Push to Stopコンセプトを介して統合されており、印刷されたバーコードによって自動的に次の折り丁を検出します。新しい折り丁はそれぞれ自律的に認識され、自動的に開始されます。以前のワークフローと比較すると、これにより合計6つのステップと、オペレータの影響の要因が排除されます。「オペレータは、このような高性能マシンでは、1シフトで約7トンの紙を移動します。これは12秒ごとに1束になります。印刷機の可能性を最大限に引き出し続ける唯一の方法は、オペレータの作業負荷を大幅に削減することです。これが、スタールフォルダー P-スタッカーを使用して産業用ロボットソリューションを開発した理由です。これにより、ユーロパレットの使用も可能になります。ここでのノウハウのほとんどは、人間の手をモデルとした洗練されたグリッパーシステムにあります。」と、ライナー・ウルフは説明します。折り機のオペレータは、作業負荷を大幅に削減し、最新の自動化された生産性の高いワークステーションを手に入れます。

折り機の分野におけるもう1つの世界初公開は、スタールフォルダーTH56ファーマです。これは、成長する医薬品分野で、広範な自動化と堅牢な機械プラットフォームで新しいパフォーマンス基準を設定します。それは手動調整を必要とする今日のほとんどの折り機よりもはるかに経済的な幅広い添付文書の生産を可能にする多くの新しい追加機能を備えています。

ポーラー断裁システムで断裁するための新しいPush to Stopソリューションもあります。突き揃えは面倒な手動プロセスでしたが、新しいエアゴージョグ(Air Go Jog)システムはそれを完全に自動化しています。

「私たちは、Push to Stop - end to end で生産性を2倍にすることについて挑発的に話していますが、これは大多数の印刷会社にとって実際に可能です。印刷通販会社だけでなく、少数の印刷会社が実際にこれを実証しています。お客様がこのポテンシャルを解き放つことができるようにすることが私たちの使命です。お客様の成功は最終的には私たちの成功でもあるからです。」と、ライナー・ウルフは説明します。

中規模の印刷会社の中で、高い柔軟性とより多くの利益を出しているスマートプリントショップ

このイベントで、ハイデルベルグはまた、スマートプリントショップが経済的な生産のためのソリューションであり、中小規模の印刷会社間でますます激化する競争に打ち勝つ方法を示しました。 「残業や特別なシフトが減り、顧客ロイヤルティを構築するための時間が増えました。それに加えて、どの仕事が有益でどれがそうでないかについても可視化されます。これらはすべて、Smart Print Shopが提供するメリットであり、中小企業にとっても重要です。それらの生産量はより小さく、より多様です。したがって、予算に合ったさまざまな製品が必要です。私たちは、幅広いポートフォリオで、ここで提供できるものはたくさんあります。スケーラブル(規模に応じて拡張が可能な)なソフトウェアソリューションやすべての印刷機のPush to Stop機能から、ポストプレスにおいて対応するソリューションまで。」と、ライナー・ウルフは言います。

新しいスピードマスターオペレーティングシステムを搭載した完全に再設計されたプリネクトプレスセンター2020ジェネレーションは、Push to Stop機能とプリネクトクラウドインターフェースをSX52からXL106までのすべてのスピードマスターでご利用可能です。訪問されたお客様は、2台のスピードマスターCX75およびXL75で、多くの新しいアシスタンスシステムがプリネクトプレスセンターをモダンで魅力的なワークステーションにしていることを確認しました。ハイデルベルグUXを使用すると、オペレータは印刷機の潜在的なパフォーマンスを継続的に活用できます。これらのデジタル化され自動化されたプロセスにより、スタールフォルダーKH82折り機でのポストプレスにいたるまで、ナビゲートされた印刷が可能になります。これは、Push to Stopコンセプトにも統合されています。

中規模の印刷会社は、オフセット印刷とデジタル印刷の両方を使用する幅広いサービスポートフォリオを特徴としています。ハイデルベルグはバーサファイアで、プリネクトDFEを介してすべての異なる印刷プロセスに統合されたデジタル枚葉印刷システムを提供しています。

オフセット印刷とデジタル印刷のこの緊密な統合により、お客様は印刷が開始される直前まで、特定のジョブと現在の作業負荷において、最も経済的な印刷方法を決定できます。以前にオフセット印刷を使用して生産されたジョブの少部数でも、問題なくデジタル印刷を使用してポストプロダクションができます。オペレータはワークフローシーケンスに精通しているので、特化したり、他のオペレータに切り替えたりする必要はありません。エラーの原因が減り、柔軟性と収益性が上がります。

実証済みのハイデルベルグカラーマネジメントシステムのおかげで、バーサファイアの色空間は、結果がオフセット印刷に最もよく一致するように使用されます。スクリーン技術は同じです。これにより、例えばカスタマイズおよび、パーソナライズされたタイトルがデジタルで印刷され、コンテンツページがオフセットを使用して印刷される、またはオフセットで印刷したものの上にバーサファイアを使用して最終製品にするなど、ハイブリッドプロダクションへの扉が開かれます。

ハイデルベルグは、大量のデジタル印刷ジョブを処理する印刷会社向けに、新しいデジタルクラスタープロダクションモードを備えたプリネクトDFEの機能をさらに開発しました。 プリネクトDFEを介して接続された、2つ以上のバーサファイアの生産的なクラスターでのスマートなジョブ管理を可能にします。

デジタルクラスタープロダクションモードは、コストパフォーマンスを考慮してデジタルプロダクションボリュームを増やすための先行投資をほとんど必要としないスケーラブルなソリューションです。

バーサファイアは信頼性と品質を表しています。統合されたメディア管理ツールは、200を超える印刷パラメータの自動設定を提供し、さまざまな原反に完璧な印刷画像を実現します。これらのパラメータの微調整は、例えば最終顧客が特殊な用紙を必要とする場合や特殊な素材でも可能です。 バーサファイアは、合成、テクスチャ、蒸着紙やオフセットでの印刷済み素材から、最大1,260 mmの幅の特殊なフォーマット、またはカスタマイズされたパッケージの小ロットものまで、さまざまな素材を処理します。 「バーサファイアは印刷会社に、幅広い製品ポートフォリオ、柔軟なカスタマイズと幅広い印刷ジョブをもたらします。そして新しいビジネスモデルを提供し、特に液体トナーやインクジェットシステムと比較して、魅力的な価格/性能比を備えています」と、ライナー・ウルフは要約します。 「1,600を超える導入実績は、プロの印刷環境でのバーサファイアの成功の証です。それは私たちのポートフォリオにとって不可欠であり、私たちがさらに拡大したい成長分野です。」

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