“私たちはプロセスサプライヤーとして実際に売上を5%増加させることができました”

09/23/2020

  • メディアハウス アーハウス社が合計450万ユーロの完全なパッケージに投資
  • 新しいスピードマスターは、インテリジェントアシスタンスシステムとナビゲート印刷により、パフォーマンスを2桁改善
  • フィールドテストのハイカラープロを”湿し水装置最適化の飛躍的な進歩”と表現。以前の印刷機と比較し、ヤレ紙を50%削減
  • 厚さ1.6mmまでの原反に印刷できる能力が仕事の幅を拡大

ドイツのミュンスターランド地域にはたくさんの魅力があります。そこに密集するIT企業群が、ドイツのシリコンバレーに磨きをかけています。eコマースサービスを提供し、パッケージ印刷会社を運営するメディアハウス社は、アーハウスを拠点としています。同社は今年の1月、ハイデルベルグからスピードマスターXL106-6+L 2020ジェネレーションを導入しました。これはスピードマスターCD102-5+Lの入れ替えであり、パッケージ印刷会社へのスピードマスター2020ジェネレーション最初の導入となりました。メディアハウス社はハイカラ―プロも使用して、湿し装置の最適化のフィールドテストも行っています。「新しいマシンはすでにパフォーマンスが2桁改善されています。そのパフォーマンス、可用性、高品質、およびオペレータをサポートするために設計された新しいスピードマスターオペレーティングシステムに感銘を受けました。」と、メディアハウスグループのマネージングパートナーであるヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は言います。

メディアハウス社は昨年末、新しいパッケージ印刷ソリューションに合計450万ユーロを投資しました。その多くは印刷機への投資です。しかし2020年3月にロックダウンが発出されると、世界は変わりました。「現在、折り箱の印刷は私たちの仕事のほぼすべてを占めており、コロナウイルス流行の間、この新しい印刷機には本当に助けられました。私たちは最前線のサービスと見なされており、実際に売上は5%増加しました。」と、ヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は説明します。食品業界の顧客や特にディスカウント業者にとって、ロックダウンは彼らのビジネスにとって追い風になりました。メディアハウス社の多くの顧客は、ビジネスが再び回復し始めている高価格の家具業界です。同社の特徴は、提供する幅広いアプリケーションです。多くの顧客は、eコマースおよび印刷サービスから得られる相乗効果を活用しており、強力な顧客定着率が、メディアハウス社に競争上の優位性をもたらしています。

新しいスピードマスターがパフォーマンスで2桁の向上
ハイカラープロ - 新しいリモート調整可能な湿し水装置 -
メディアハウス アーハウス社 普通の印刷会社からパッケージングのスペシャリストへ
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

“私たちはプロセスサプライヤーとして実際に売上を5%増加させることができました”

09/23/2020

ドイツのミュンスターランド地域にはたくさんの魅力があります。そこに密集するIT企業群が、ドイツのシリコンバレーに磨きをかけています。eコマースサービスを提供し、パッケージ印刷会社を運営するメディアハウス社は、アーハウスを拠点としています。同社は今年の1月、ハイデルベルグからスピードマスターXL106-6+L 2020ジェネレーションを導入しました。これはスピードマスターCD102-5+Lの入れ替えであり、パッケージ印刷会社へのスピードマスター2020ジェネレーション最初の導入となりました。メディアハウス社はハイカラ―プロも使用して、湿し装置の最適化のフィールドテストも行っています。「新しいマシンはすでにパフォーマンスが2桁改善されています。そのパフォーマンス、可用性、高品質、およびオペレータをサポートするために設計された新しいスピードマスターオペレーティングシステムに感銘を受けました。」と、メディアハウスグループのマネージングパートナーであるヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は言います。

メディアハウス社は昨年末、新しいパッケージ印刷ソリューションに合計450万ユーロを投資しました。その多くは印刷機への投資です。しかし2020年3月にロックダウンが発出されると、世界は変わりました。「現在、折り箱の印刷は私たちの仕事のほぼすべてを占めており、コロナウイルス流行の間、この新しい印刷機には本当に助けられました。私たちは最前線のサービスと見なされており、実際に売上は5%増加しました。」と、ヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は説明します。食品業界の顧客や特にディスカウント業者にとって、ロックダウンは彼らのビジネスにとって追い風になりました。メディアハウス社の多くの顧客は、ビジネスが再び回復し始めている高価格の家具業界です。同社の特徴は、提供する幅広いアプリケーションです。多くの顧客は、eコマースおよび印刷サービスから得られる相乗効果を活用しており、強力な顧客定着率が、メディアハウス社に競争上の優位性をもたらしています。

新しいスピードマスターがパフォーマンスで2桁の向上

スピードマスターXL106 2020ジェネレーションは、AI (人工知能)と自動化の分野において、最新で革新的なソリューションを備えています。特にパッケージ印刷に関わる企業は、少部数化と短納期のため、新たな課題に直面しています。新しい印刷機は、プロセスを最適化し、自動化のギャップを埋めることで、この課題へのソリューションを提供しています。「スピードマスターXL106は、私たちの会社の全社的コンセプトに合致しています。私たちは自分たちを印刷会社として見るだけではなく、最新の機械で顧客に最高のソリューションを提供するプロセスサプライヤーだと思っています。」 と、ヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は説明しています。

その印刷機は、メディアハウス社のニーズにぴったりと合わせてカスタマイズされています。たとえば、印刷ユニット1と6のハイカラーマルチドライブインキユニットドライブによって、他の準備プロセスと並行して洗浄することや、製造中にインキユニットを洗浄することができます。これは、パッケージ印刷で頻繁に発生するスポットカラーで特に重要です。かさ上げされた機械はロジスティクスシステムで動作し、より高いパレットでも処理が可能です。特別なオプションとして、メディアハウス社のスピードマスターXL106は、最大1.6mmの厚さの原反を印刷することができ、高いレベルの柔軟性を実現しています。通常このタイプの印刷機は、厚さ1ミリまでの厚紙を印刷できます。プリネクトインプレスコントロール3は、色を即座に測定、制御し、その場で見当を合わせ、紙の無駄を最小限に抑え、最短の準備時間を実現します。インスペクションコントロール3の用紙検査システムは、最初のシートから最後のシートまで安定した品質をもたらします。「これらはすべて非常に重要です。なぜなら持続可能性は私たちが情熱を注いでいるものだからです。」と、ヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は言います。

ハイカラープロ - 新しいリモート調整可能な湿し水装置 -

「新しい印刷機は、インテリジェントなアシスタンスシステムとナビゲート印刷でオペレータをサポートします。」と、印刷部門のマネージャーのマルコ・セゲラー氏は報告します。彼はメディアハウス社で実習生をしていたため、ゼロから印刷について学びました。「ハイデルベルグは新しいハイカラープロで特別なものを創りましたね。特に前の印刷機と比較して紙の無駄が50%減り、一貫した印刷品質が得られるなど、特にリピートジョブ等では、その利点を最大限に活用しています。」フィールドテストは成功し、ハイデルベルグのサービス技術者は、困難なコロナウイルスの時期も、お客様の生産に影響がでないよう対応をしていました。「彼らは対応するチームをセットアップし、我々の質問に回答し、必要に応じて常に迅速に訪問し、支援を提供してくれました。」と、マルコ・セゲラー氏は説明します。

ハイデルベルグは、新しいハイカラープロによってスピードマスターXL106の湿し水装置を自動化します。湿し水の量は、パンローラーと計量ローラーの間で決定され計量されます。この目的に必要な胴間圧の調整は、プリネクトプレスセンターから直接モーターで実行できるようになりました。これにより、時間と労力が節約され、生産中でもコントロールパネルから微調整が可能になります。湿し水装置の基本設定はデジタルで記録され、プリネクトプレスセンターXL3から、湿し水の計量を片側だけで調整することも可能になりました。「インキングに関連するサービスコールの80%は、不正確な湿し水装置の設定に起因します。」と、ハイデルベルグの枚葉印刷機責任者であるライナー・ウルフは説明します。「ハイカラープロでは、リモートサービスでも利用できる測定可能な設定が決められています。これでオペレータはコントロールパネルから、片側の湿し水の増減を測定できるため、素早く、より繊細に、汚れが出ている箇所にさらに正確に近づくことができます。これによりヤレ紙を減らし、OKシートに早く到達でき、安定した生産稼働条件が実現します。」

メディアハウス アーハウス社 普通の印刷会社からパッケージングのスペシャリストへ

「とにかく始めなさい - それはすべてうまくいくかもしれないから。」このことわざが、メディアハウス社の従業員がeコマースソリューションに携わるオープンオフィスの壁に掲げてあります。このスローガンは、良い時も悪い時もありましたが、最終的にはつねに成功してきた会社の歴史を反映しています。

家族経営のメディアハウス社のビジネスは、ヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏の父であるハインツ・ウォルフォート氏が42年前に印刷会社として設立しました。そして商業部門向けの印刷製品を1998年に加え、2008年にスピードマスターCD102を含む主要な投資プログラムを実施しました。その後の金融危機と印刷通販会社との競争により、パッケージ印刷への転換が促され、それが良い結果となりました。現在は今回の投資とともに、パッケージングバリューチェーンに携わる80人を含む150名の強力な従業員で将来を見据えています。「私たちはこれまでハイデルベルグをパートナーとして20年以上ビジネスを続け成功を納めてきました。これまで私たちが受けてきたハイデルベルグからのアドバイスにはとても満足しています。」と、ヤン・ヘンドリック・ウォルフォート氏は言います。

ハイデルベルグはパッケージ印刷をますます重視しています。現在、このセグメントでの特定の要望に合わせてカスタマイズされた枚葉オフセット印刷機が売上の約半分を占めています。 「パッケージ印刷会社にとって、私たちは世界中で最も重要なパートナーであり、技術的なリーダーです。」と、ライナー・ウルフは説明します。「カートンボックス、箱、またラベルの印刷のためにハイデルベルグが提供された印刷ユニットの数は、すべての競合他社からの機械の合計と同じほどです。」

https://www.mediahaus.de/

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