10/03/2019
ロシアのカザンで行われたワールドスキルズ2019が示す数字は、それ自体が世界で職業訓練が重要であるということを物語っています。モスクワの東720キロに位置するカザン市は、史上最多となるスキルを持った1,350人の若者を63ヶ国から迎えました。合計56種の競技が行われたこの第45回目となるワールドスキルズは、2019年8月22日から27日まで開催されました。このために建設されたカザン・エクスポ国際エキジビションセンターで行われた息を飲むような開会式は、35,000人の観客の前で行われた閉会式とともに、他に類を見ない素晴らしいものでした。ロシアの大統領ウラジミール・プーチン氏も、スピーチの中でワールドスキルズの成果と重要性について言及しました。
”プリントメディアテクノロジー”スキルでは、15ヶ国からの15人の参加者が彼らのタレントをぶつけ合いました。ハイデルベルグ社は、人と装置の両方でスキルをサポート。装置では3台のスピードマスターSX52(2台の4色機と1台の2色機)、2台のDFE付デジタル印刷機バーサファイアEV、プレートセッターのスープラセッターA75、そして断裁機のポーラーがハイデルベルグから提供されました。インキや紙といった印刷必需品の90%以上もまたハイデルベルグから提供されました。ロシアの参加者はハイデルベルグ・ロシアのアンドレイ・スロボチコフ氏からトレーニングとコーチを受け、同様にハイデルベルグのメディアのための職業訓練のリーダーのバーナード・ナーム氏がドイツの参加者のトレーニングとコーチを担当しました。4日間の大会の準備また事後の撤収等は、シュテファン・ボス氏とヨルゲン・フィンク氏をリーダーとするハイデルベルグのドイツとロシアの組織チームが担当しました。ハイデルベルグ・ロシアはまた、ロシアの代表を選ぶ国内大会でも監督をしていました。
”プリントメディアテクノロジー”スキルでは、オーストライアのクリストフ・バビンガー氏とロシアのエリザベタ・ステパノバ氏がほぼ同じスコアで金メダルを受賞しました。銅メダルは、スイスのダリオ・コルッチ氏に送られました。敢闘賞は、2018年末にウィスロッホのハイデルベルグ・プリントメディアセンターで行われた国内大会で勝利したドイツのジェシカ・ストルム氏でした。ドイツとロシアの組織チームは、その際立ったパフォーマンスにより、”ベストワークショップマネージャー”の金メダルを獲得しました。”ワールドスキルズは若者にとって将来のキャリアの選択、どんな仕事があるのか、またその仕事をするために要求されることは何かを知るための完璧なプラットフォームです。”と、バーナード・ナーム氏は説明します。”私はいつも、参加者が競い合う中で見せるそのやる気、革新さ、熱意に魅了されています。”
ドイツの勝者とエキスパートは、ワールドスキルズ・ドイツ代表チームのパトロンであるメルケル首相がホストを勤める12月初旬に行われたレセプションに、ゲストとして招かれました。
ワールドスキルズは勝者、そして参加者に最高のキャリアのチャンスが与えられます。スイスのジャニネ・ビグラー氏は、アブダビで行われたワールドスキルズ2017で銅メダルを獲得しました。今日彼女は、ハイデルベルグ・スイスでプリンティングインストラクターとして働いています。”私たちは、トレーニングをウィンウィンとして捉えています。一方で印刷に将来があるということを示し、もう一方では才能のある従業員を見つけているのです。”バーナード・ナーム氏は説明します。”ラベル、パッケージ、デジタルプロセスといったトピックは、将来はさらに先へ進歩していくでしょう。”
次のワールドスキルズは、2021年にハイデルベルグの工場があり印刷機を製造している中国の上海で開催されます。2023年にはフランスのリオンで行われます。
太田 一彦
デジタルマーケティング部
Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260
メールアドレス: kazuhiko.ota@ heidelberg.com
10/03/2019
ロシアのカザンで行われたワールドスキルズ2019が示す数字は、それ自体が世界で職業訓練が重要であるということを物語っています。モスクワの東720キロに位置するカザン市は、史上最多となるスキルを持った1,350人の若者を63ヶ国から迎えました。合計56種の競技が行われたこの第45回目となるワールドスキルズは、2019年8月22日から27日まで開催されました。このために建設されたカザン・エクスポ国際エキジビションセンターで行われた息を飲むような開会式は、35,000人の観客の前で行われた閉会式とともに、他に類を見ない素晴らしいものでした。ロシアの大統領ウラジミール・プーチン氏も、スピーチの中でワールドスキルズの成果と重要性について言及しました。
”プリントメディアテクノロジー”スキルでは、15ヶ国からの15人の参加者が彼らのタレントをぶつけ合いました。ハイデルベルグ社は、人と装置の両方でスキルをサポート。装置では3台のスピードマスターSX52(2台の4色機と1台の2色機)、2台のDFE付デジタル印刷機バーサファイアEV、プレートセッターのスープラセッターA75、そして断裁機のポーラーがハイデルベルグから提供されました。インキや紙といった印刷必需品の90%以上もまたハイデルベルグから提供されました。ロシアの参加者はハイデルベルグ・ロシアのアンドレイ・スロボチコフ氏からトレーニングとコーチを受け、同様にハイデルベルグのメディアのための職業訓練のリーダーのバーナード・ナーム氏がドイツの参加者のトレーニングとコーチを担当しました。4日間の大会の準備また事後の撤収等は、シュテファン・ボス氏とヨルゲン・フィンク氏をリーダーとするハイデルベルグのドイツとロシアの組織チームが担当しました。ハイデルベルグ・ロシアはまた、ロシアの代表を選ぶ国内大会でも監督をしていました。
”プリントメディアテクノロジー”スキルでは、オーストライアのクリストフ・バビンガー氏とロシアのエリザベタ・ステパノバ氏がほぼ同じスコアで金メダルを受賞しました。銅メダルは、スイスのダリオ・コルッチ氏に送られました。敢闘賞は、2018年末にウィスロッホのハイデルベルグ・プリントメディアセンターで行われた国内大会で勝利したドイツのジェシカ・ストルム氏でした。ドイツとロシアの組織チームは、その際立ったパフォーマンスにより、”ベストワークショップマネージャー”の金メダルを獲得しました。”ワールドスキルズは若者にとって将来のキャリアの選択、どんな仕事があるのか、またその仕事をするために要求されることは何かを知るための完璧なプラットフォームです。”と、バーナード・ナーム氏は説明します。”私はいつも、参加者が競い合う中で見せるそのやる気、革新さ、熱意に魅了されています。”
ドイツの勝者とエキスパートは、ワールドスキルズ・ドイツ代表チームのパトロンであるメルケル首相がホストを勤める12月初旬に行われたレセプションに、ゲストとして招かれました。
ワールドスキルズは勝者、そして参加者に最高のキャリアのチャンスが与えられます。スイスのジャニネ・ビグラー氏は、アブダビで行われたワールドスキルズ2017で銅メダルを獲得しました。今日彼女は、ハイデルベルグ・スイスでプリンティングインストラクターとして働いています。”私たちは、トレーニングをウィンウィンとして捉えています。一方で印刷に将来があるということを示し、もう一方では才能のある従業員を見つけているのです。”バーナード・ナーム氏は説明します。”ラベル、パッケージ、デジタルプロセスといったトピックは、将来はさらに先へ進歩していくでしょう。”
次のワールドスキルズは、2021年にハイデルベルグの工場があり印刷機を製造している中国の上海で開催されます。2023年にはフランスのリオンで行われます。
デジタルマーケティング部
Tel: 03-5715-7374
Tel: 03-5715-7260