12/11/2018
アジアにおける印刷業界も、他地域の市場と同様の課題に直面しています。多品種小ロット化、ますます複雑になる加飾などの要求に加え、短納期、低コスト化が同時に求められています。一方で社内のプロセスにおいてのデジタル化は進んでおり、顧客とのコミュニケーションにおいても、メリットをもたらしています。
10月末、400名を超えるお客様が上海にあるプリントメディアセンターで行われたコマーシャルデイに参加し、業界の動向がどのようなものかを体験しました。「情熱を利益に」というモットーのもと、ハイデルベルグは商業印刷会社がより成功するための、持続可能なソリューションを提案し、スマートプリントショップへの道を示しました。必要な時だけ人が介入するという、Push to Stopフィロソフィーによる完全自動化されたプロセスチェーンが、ネットワークで繋がれたライブプレゼンテーションで披露されました。この最適化されたインテリジェントなプロセスは、生産における高い信頼性、つまり、より高い生産性とコスト効率を実現するためのものです。
スマートプリントショップは、プリネクトワークフローをベースにしています。それはプリプレスから、デジタル・オフセット印刷機、そしてポストプレスまでを完全にネットワーク化しています。これが生産プロセスにおけるタッチポイントを減らし、効率を持続的に向上しています。
参加者はスピードマスターCS92-5 LE UVにより、デリバリですでに乾燥している印刷物をすぐに処理するポーラー断裁システム300との効率的な統合により、タッチポイントが削減されたオペレーションに驚いていました。
また新世代のバーサファイアEVと、アジア市場では初めて紹介された新しいオートプレートプロ搭載のスピードマスターSX74-4の間のチームワークが披露されました。高いレベルで自動化されたスピードマスターSX74は、出品された他の枚葉印刷機と同様、上海郊外のチンプー工場で組み立てられています。
統合とプリセッティングのおかげで、5つの仕事が15分で印刷され、スタールフォルダーですぐに後加工が行われました。Push to Stopは、簡単、安心、効率、そして利益のある生産をもたらします。デモンストレーションの最後にはOEEが計算され、生産を効率化し、仕事を短時間で行うためにOEEの向上がいかにして達成されうるかが紹介されました。
スピードマスターCD102-7+L UVでは7色マルチカラーの仕事を行い、より多くの加飾を求めるニーズに応える幅広い範囲のスポットカラーが紹介されました。
スマートプリントショップの基礎となるのはプリプレス、デジタル・オフセット印刷機、そしてポストポレスのすべての工程を完全に繋げて自動化するプリネクトワークフローです。生産工程のタッチポイントは削減され生産効率が継続的に向上します。
お客様のためのハイデルベルグのライフサイクルソリューションポートフォリオのカギとなるコンポーネントは、印刷必需品のサフィラです。サフィラは最高の品質、生産性、信頼性によって、お客様の印刷機のOEEを最大化することを目指しています。
新世代のバーサファイアEV/EPが、コマーシャルデイにおいて、中国市場でデビューを飾りました。デジタル印刷機のバーサファイアEVはお客様に高いレベルの柔軟性とクリエイティビティを提供し、多様化と最適化を通して、デジタルビジネスモデルをさらに拡げることを確実にします。新しいスペシャルトナー「インビジブルレッド」の登場により、バーサファイアEVでは、合計で5種類のスポットカラーが利用可能になりました。ホワイト、クリア、ネオンイエロー、ネオンピンク、そしてインビジブルレッドがさらなる加飾の選択肢を拡げます。また、先刷りしたホワイトの上にCMYKのプロセスカラーの印刷が初めて可能になったことで、カラーペーパーやフォイルに印刷する際、特別な効果を得ることができます。これまでは複数のプロセスが必要でしたが、すべてワンパスで可能となり効率が格段に向上しました。
バーサファイアEPは、安定して高いパフォーマンスを発揮するデジタル印刷機です。新しいインラインキャリブレーションによって、色の安定性が増し、最初から最後の用紙まで色が安定します。新しいフォーマットは、より幅広いアプリケーションを提案することができるようになりました。
ハイデルベルグのチンプー工場に統合されたプリントメディアセンター上海は中国、そして他のアジア地域、さらには北東ロシアなどのお客様のためのショールームとして機能しています。最新のテクノロジーとサービスソリューション、印刷必需品、そしてワークフローソリューションを含め、お客様のオペレータはここでトレーニングを受けることができます。プリントメディアセンター上海には、商業印刷とパッケージ印刷会社にとって完全に統合したワークフローもあります。
チンプー工場は、アジアにおけるハイデルベルグの生産拠点であり、上海近郊に位置しています。そこでは50x70と、70x100サイズのスピードマスターの4色から7色のモデルが、主に中国とアジア地域のお客様向けに組み立てられています。380人を超える従業員がチンプーでの生産に従事し、約140人が東中国地域における営業、サービスとして勤務しています。
ハイデルベルグ コマーシャルデイの参加者の一人は次のように感想を述べていました。「私にとって今回は、チンプーのプリントメディアセンター、そしてワークショップへの初めての訪問、参加ではありませんが、スマートプリントショップとしての生産環境を現実化している新しいPMCや、素晴らしいライブデモが気に入っています。自分の視野を広げ、ビジネスを創造していく助けとなるこのようなイベントに参加できて嬉しく思っています。」
小川 洋志
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7390
メールアドレス: yoji.ogawa@ heidelberg.com
12/11/2018
アジアにおける印刷業界も、他地域の市場と同様の課題に直面しています。多品種小ロット化、ますます複雑になる加飾などの要求に加え、短納期、低コスト化が同時に求められています。一方で社内のプロセスにおいてのデジタル化は進んでおり、顧客とのコミュニケーションにおいても、メリットをもたらしています。
10月末、400名を超えるお客様が上海にあるプリントメディアセンターで行われたコマーシャルデイに参加し、業界の動向がどのようなものかを体験しました。「情熱を利益に」というモットーのもと、ハイデルベルグは商業印刷会社がより成功するための、持続可能なソリューションを提案し、スマートプリントショップへの道を示しました。必要な時だけ人が介入するという、Push to Stopフィロソフィーによる完全自動化されたプロセスチェーンが、ネットワークで繋がれたライブプレゼンテーションで披露されました。この最適化されたインテリジェントなプロセスは、生産における高い信頼性、つまり、より高い生産性とコスト効率を実現するためのものです。
スマートプリントショップは、プリネクトワークフローをベースにしています。それはプリプレスから、デジタル・オフセット印刷機、そしてポストプレスまでを完全にネットワーク化しています。これが生産プロセスにおけるタッチポイントを減らし、効率を持続的に向上しています。
参加者はスピードマスターCS92-5 LE UVにより、デリバリですでに乾燥している印刷物をすぐに処理するポーラー断裁システム300との効率的な統合により、タッチポイントが削減されたオペレーションに驚いていました。
また新世代のバーサファイアEVと、アジア市場では初めて紹介された新しいオートプレートプロ搭載のスピードマスターSX74-4の間のチームワークが披露されました。高いレベルで自動化されたスピードマスターSX74は、出品された他の枚葉印刷機と同様、上海郊外のチンプー工場で組み立てられています。
統合とプリセッティングのおかげで、5つの仕事が15分で印刷され、スタールフォルダーですぐに後加工が行われました。Push to Stopは、簡単、安心、効率、そして利益のある生産をもたらします。デモンストレーションの最後にはOEEが計算され、生産を効率化し、仕事を短時間で行うためにOEEの向上がいかにして達成されうるかが紹介されました。
スピードマスターCD102-7+L UVでは7色マルチカラーの仕事を行い、より多くの加飾を求めるニーズに応える幅広い範囲のスポットカラーが紹介されました。
スマートプリントショップの基礎となるのはプリプレス、デジタル・オフセット印刷機、そしてポストポレスのすべての工程を完全に繋げて自動化するプリネクトワークフローです。生産工程のタッチポイントは削減され生産効率が継続的に向上します。
お客様のためのハイデルベルグのライフサイクルソリューションポートフォリオのカギとなるコンポーネントは、印刷必需品のサフィラです。サフィラは最高の品質、生産性、信頼性によって、お客様の印刷機のOEEを最大化することを目指しています。
新世代のバーサファイアEV/EPが、コマーシャルデイにおいて、中国市場でデビューを飾りました。デジタル印刷機のバーサファイアEVはお客様に高いレベルの柔軟性とクリエイティビティを提供し、多様化と最適化を通して、デジタルビジネスモデルをさらに拡げることを確実にします。新しいスペシャルトナー「インビジブルレッド」の登場により、バーサファイアEVでは、合計で5種類のスポットカラーが利用可能になりました。ホワイト、クリア、ネオンイエロー、ネオンピンク、そしてインビジブルレッドがさらなる加飾の選択肢を拡げます。また、先刷りしたホワイトの上にCMYKのプロセスカラーの印刷が初めて可能になったことで、カラーペーパーやフォイルに印刷する際、特別な効果を得ることができます。これまでは複数のプロセスが必要でしたが、すべてワンパスで可能となり効率が格段に向上しました。
バーサファイアEPは、安定して高いパフォーマンスを発揮するデジタル印刷機です。新しいインラインキャリブレーションによって、色の安定性が増し、最初から最後の用紙まで色が安定します。新しいフォーマットは、より幅広いアプリケーションを提案することができるようになりました。
ハイデルベルグのチンプー工場に統合されたプリントメディアセンター上海は中国、そして他のアジア地域、さらには北東ロシアなどのお客様のためのショールームとして機能しています。最新のテクノロジーとサービスソリューション、印刷必需品、そしてワークフローソリューションを含め、お客様のオペレータはここでトレーニングを受けることができます。プリントメディアセンター上海には、商業印刷とパッケージ印刷会社にとって完全に統合したワークフローもあります。
チンプー工場は、アジアにおけるハイデルベルグの生産拠点であり、上海近郊に位置しています。そこでは50x70と、70x100サイズのスピードマスターの4色から7色のモデルが、主に中国とアジア地域のお客様向けに組み立てられています。380人を超える従業員がチンプーでの生産に従事し、約140人が東中国地域における営業、サービスとして勤務しています。
ハイデルベルグ コマーシャルデイの参加者の一人は次のように感想を述べていました。「私にとって今回は、チンプーのプリントメディアセンター、そしてワークショップへの初めての訪問、参加ではありませんが、スマートプリントショップとしての生産環境を現実化している新しいPMCや、素晴らしいライブデモが気に入っています。自分の視野を広げ、ビジネスを創造していく助けとなるこのようなイベントに参加できて嬉しく思っています。」
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Tel: 03-5715-7390