11/22/2018
10月の初旬、パッケージ印刷会社のウォーネキーペーパーボックス社(米国)は、アメリカ、カナダ、メキシコからデンバーに60人以上のゲストを招き、プライムファイア106とその驚くべき能力が披露するオープンハウスを開催しました。ウォーネキー社のプライムファイア106はアメリカで、そして世界で最初のB1インクジェットデジタル印刷機であり、またハイデルベルグが7月に納品したシリアルプロダクション第1号機でもあります。プライムファイア106は、1200×1200dpiの解像度によって最高の印刷品質を実現し、再現できる色域を広げ、色の安定性を飛躍的に向上します。
「プライムファイア106の印刷品質は私が今まで見たどれにも当てはまりません。そしてデジタルプラットフォームとして、私が考えるすべての基準を満たしています。」と、社長であり、ウォーネキー社のCEOであるステーシー・ウォーネキー氏は語ります。副社長、そしてCOOのスティーブ・ハパート氏は、「私たちは今までハイデルベルグのオフセット機で印刷していたすべての印刷物をプライムファイア106に移行することもできます。新しいデジタルビジネスモデル、カスタマイゼーション、そしてパーソナライゼーションは、私たちにお客様への付加価値を新たに生むことを可能にしてくれます。そしてプライムファイア106が将来の売上(数量)の25%を占めるようになることを期待しています。」
オープンハウスの参加者もまた、プライムファイアの能力に驚かされました。「正直、私はこのイベントに来る前は、どうせ今までに見たことのある他社と同じインクジェットテクノロジーを見るのだろうと思っていました。ところがプライムファイア106は、私の期待を完全に超えていました。」と、メキシコにあるデータプリント社のオーナー兼マネージングディレクターのカリム・エンゼル氏は語ります。「ワォ、インラインニス、最大24ポイントまでのカートンのハンドリングなど、今まで見たことがありません。機械のすべてが本当に印象的でした。70×100㎝のフルシートフォーマットであることからも、プライムファイアが今までで最高のデジタル印刷機であることを納得させられます。」
ハイデルベルグは、drupa2016でプライムファイア106を発表してから、わずか2年半という期間でシリアルプロダクションをスタートすることに成功しました。ヨーロッパでは、パッケージ、医薬品の分野で3社のお客様が印刷機のベータテストをしています。特にアメリカ、ヨーロッパ、中国における需要は旺盛で、ウィスロッホ-ヴァルドルフでの生産は2年先まで予定が埋まっているほどです。「私たちは、お客様が何を必要としているかに耳を傾けました。かつてないほどの小ロット化が進んでいること、パッケージ印刷業界で偽造防止のためのパッケージデザインの規制がかつてないほど厳しくなっている状況などをお伺いしました。」と、イベントの席でハイデルベルグのデジタル部門総責任者であるモンセラート・ペドロインサは説明します。「プライムファイア106の導入により、ユニークなパッケージの生産を、利益の上がるものにすることが可能です。また、セキュリティプリンティングの特徴を生かしたパッケージソリューションやパーソナライズデザイン、そしてプロトタイプのスピーディな市場導入(マーケットイン)などによって、新しいビジネスチャンスを創造することにチャレンジできることをお客様にお伝えしています。そして今、私たちは世界中の大きな需要に向けて、出荷を開始しました。」プライムファイア106は、権威あるインターテック・テクノロジーアワード2018も受賞しています。(2018年8月10日のプレスリリース参照)
「私は長年デジタル印刷機を評価してきましたが、今まで、折り箱のパッケージのソリューションとして必要な要素をすべて満たしていると言える印刷機はありませんでした。」と、イリノイ州、ボリングブロック市のゼネラルコンバーティング社のトリッシュ・アルベリコ氏は語っています。 「デジタル印刷機を導入するには、その印刷機は私たちの生産フローに適合しなければなりません。そして新たにお客様が持ち込むであろう次のチャレンジをサポートする能力がなくてはなりません。プライムファイア106を見た後は、ハイデルベルグはそうした点で、まさにゲームチェンジャーとなる機械を開発したなと思いました。」
小川 洋志
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7390
メールアドレス: yoji.ogawa@ heidelberg.com
11/22/2018
10月の初旬、パッケージ印刷会社のウォーネキーペーパーボックス社(米国)は、アメリカ、カナダ、メキシコからデンバーに60人以上のゲストを招き、プライムファイア106とその驚くべき能力が披露するオープンハウスを開催しました。ウォーネキー社のプライムファイア106はアメリカで、そして世界で最初のB1インクジェットデジタル印刷機であり、またハイデルベルグが7月に納品したシリアルプロダクション第1号機でもあります。プライムファイア106は、1200×1200dpiの解像度によって最高の印刷品質を実現し、再現できる色域を広げ、色の安定性を飛躍的に向上します。
「プライムファイア106の印刷品質は私が今まで見たどれにも当てはまりません。そしてデジタルプラットフォームとして、私が考えるすべての基準を満たしています。」と、社長であり、ウォーネキー社のCEOであるステーシー・ウォーネキー氏は語ります。副社長、そしてCOOのスティーブ・ハパート氏は、「私たちは今までハイデルベルグのオフセット機で印刷していたすべての印刷物をプライムファイア106に移行することもできます。新しいデジタルビジネスモデル、カスタマイゼーション、そしてパーソナライゼーションは、私たちにお客様への付加価値を新たに生むことを可能にしてくれます。そしてプライムファイア106が将来の売上(数量)の25%を占めるようになることを期待しています。」
オープンハウスの参加者もまた、プライムファイアの能力に驚かされました。「正直、私はこのイベントに来る前は、どうせ今までに見たことのある他社と同じインクジェットテクノロジーを見るのだろうと思っていました。ところがプライムファイア106は、私の期待を完全に超えていました。」と、メキシコにあるデータプリント社のオーナー兼マネージングディレクターのカリム・エンゼル氏は語ります。「ワォ、インラインニス、最大24ポイントまでのカートンのハンドリングなど、今まで見たことがありません。機械のすべてが本当に印象的でした。70×100㎝のフルシートフォーマットであることからも、プライムファイアが今までで最高のデジタル印刷機であることを納得させられます。」
ハイデルベルグは、drupa2016でプライムファイア106を発表してから、わずか2年半という期間でシリアルプロダクションをスタートすることに成功しました。ヨーロッパでは、パッケージ、医薬品の分野で3社のお客様が印刷機のベータテストをしています。特にアメリカ、ヨーロッパ、中国における需要は旺盛で、ウィスロッホ-ヴァルドルフでの生産は2年先まで予定が埋まっているほどです。「私たちは、お客様が何を必要としているかに耳を傾けました。かつてないほどの小ロット化が進んでいること、パッケージ印刷業界で偽造防止のためのパッケージデザインの規制がかつてないほど厳しくなっている状況などをお伺いしました。」と、イベントの席でハイデルベルグのデジタル部門総責任者であるモンセラート・ペドロインサは説明します。「プライムファイア106の導入により、ユニークなパッケージの生産を、利益の上がるものにすることが可能です。また、セキュリティプリンティングの特徴を生かしたパッケージソリューションやパーソナライズデザイン、そしてプロトタイプのスピーディな市場導入(マーケットイン)などによって、新しいビジネスチャンスを創造することにチャレンジできることをお客様にお伝えしています。そして今、私たちは世界中の大きな需要に向けて、出荷を開始しました。」プライムファイア106は、権威あるインターテック・テクノロジーアワード2018も受賞しています。(2018年8月10日のプレスリリース参照)
「私は長年デジタル印刷機を評価してきましたが、今まで、折り箱のパッケージのソリューションとして必要な要素をすべて満たしていると言える印刷機はありませんでした。」と、イリノイ州、ボリングブロック市のゼネラルコンバーティング社のトリッシュ・アルベリコ氏は語っています。 「デジタル印刷機を導入するには、その印刷機は私たちの生産フローに適合しなければなりません。そして新たにお客様が持ち込むであろう次のチャレンジをサポートする能力がなくてはなりません。プライムファイア106を見た後は、ハイデルベルグはそうした点で、まさにゲームチェンジャーとなる機械を開発したなと思いました。」
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Tel: 03-5715-7390