デジタルの未来へ向け、ハイデルベルグがトップマネジメントをさらに強化

09/28/2018

ゾニヤ・メヒリングがチーフマーケティングオフィサー(CMO)を引き継ぎ、ハイデルベルグデジタルユニットのマネージングディレクターに就任
Dr.シュテファン・ハイツマンがチーフインフォメーションオフィサー（CIO）として、新しいITの責任者に就任
ロバート・フランツが、販売組織でグローバルセールスを牽引

デジタルトランスフォーメーションの真っ只中にあるハイデルベルグは、その一環として組織も変えていきます。本年10月、さまざまな業界で国際経験をもつ人物が、ハイデルベルグの3つの鍵となるマネジメントポジションに就任します。その一人が、ロバートボッシュスマートホーム社から移籍するゾニヤ・メヒリングであり、彼女はハイデルベルグのチーフマーケティングオフィサー(CMO)を引き継ぎ、ハイデルベルグデジタルユニットのマネージングディレクターにも就任します。Eコマース、そして新規事業立ち上げの第一人者であり、アジア、ヨーロッパで豊富な経験を有しています。

チーフインフォメーションオフィサーとして(CIO)、Dr.シュテファン・ハイツマン（38）は、ハイデルベルグの新しいITの責任者に就任します。ハイツマンは、現在グーリンググループのITの責任者ですが、2017年、そのポジションで彼が行ったデジタルイノベーションが、業界誌CIOがデジタルイノベーションに対して与える「インダストリアルインターネットアワード」を受賞しています。ハイデルベルグチームの一員として、ITの領域における会社のデジタルトランスフォーメーションを実行するために、デジタルプラットフォームの創造、そして新しいビジネスモデルの開発に彼の経験を活かしていきます。

販売組織でハイデルベルグのグローバルセールスを担当することになるロバート・フランツ（46）は、現在、国際経験を持つリタール社のセールスマネージャーです。フランツは販売における豊富な経験を有し、グローバルな販売組織の責任者となります。デジタルオムニチャネルセールスという面においてハイデルベルグの組織で再構築していきます。

「私たちは、このエキサイティングな時期に3人の適任者となるマネージャーを迎えることを大変嬉しく思います。」ハイデルベルグCEOライナー・フンツドルファーは言います。「3人は会社のトランスフォーメーションを推し進める原動力となるでしょう。マネジメントポジションでの国際的な経験によって、彼らがこの拡大成長の時代に大きな貢献をしてくれることに間違いはありません。」

ゾニヤ・メヒリング　：　チーフマーケティングオフィサーとハイデルベルグデジタルユニットのマネージングディレクター

メヒリングの直近のポジションは、ロバートボッシュスマートホーム社において、マーケティング、セールス、そしてビジネスユニットオペレーションを担当するマネジメントエクゼクティブボードメンバーでした。アジアとヨーロッパで経験を積み、Eコマース、マーケティング、セールス、そして会社設立におけるマネジメントポジションでの20年以上の経験を得ました。ハイデルベルグでの仕事は、Eコマースプラットフォームをベースに意欲的な目標を達成すること、お客様へのデジタルによるアプローチの開発を続けること、そして、新しいデータベースによるビジネスモデル構築のために幅広いサポートを提供することです。

ITの責任者であるDr．シュテファン・ハイツマン、チーフインフォメーションオフィサー（CIO）

Dr.ハイツマンは、前職では複数のマネジメントポジション、グーリンググループのCIOとCDO（チーフデジタルオフィサー）にというポジションに就いていました。そして2012年には、ITオペレーションを担当。ハイデルベルグのデジタルトランスフォーメーションの一部として、ITは生産全体の時間削減、新しいお客様グループへのアプローチ、インダイレクトセールス創造において重要な役割を果たします。ヘルツマンは、デジタルワールドでの新しいビジネスモデルにフォーカスした迅速なITの組織も開発していきます。

「CMOのゾニヤ・メヒリングと、CIOのシュテファン・ハイツマンによって、私たちはチームに2人の経験豊富なデジタリゼーションエキスパートを得たことになります。」ハイデルベルグの取締役でありチーフデジタルオフィサーであるウルリッヒ・ヘルマンは言います。2人は、デジタルトランスフォーメーションにとって重要なユニットの上級職としてヘルマンに直接レポートしていきます。「ゾニヤ・メヒリングは、私たちのデジタルセールスチャネルを創造することと、カスタマージャーニーをデジタル化するための私たちの計画をさらに加速するために主要な役割を果たして行くでしょう。Dr.ハイツマンは、ハイデルベルグITシステムを確実にデジタルビジネスプラットフォームへ転換させて行くでしょう。このことは、未来の私たちがお客様、パートナー、従業員、そして、装置などに対して、あらゆる場面でデジタルでの対応を可能なものとするでしょう。」

ハイデルベルグの販売組織でグローバルセールスを牽引するロバート・フランツ

セールスオペレーションの責任者であるフランツは、ハイデルベルグの世界中の販売組織の責任者でもあります。ハネウェル社とリタール社で複数のマネジメントポジションを兼任し、弁護士でもあるフランツは、最近まで米国の社長であり、北南アメリカ地区のエクゼクティブバイスプレジデントでもありました。彼の営業での経験は、新しいセールスプロセスをハイデルベルグに取り入れ、デジタルトランスフォーメーションをさらに進めることになります。

「ロバート・フランツは、ハイデルベルグがグローバルでの売上を伸ばして行く助けとなり、セールスプロセスのデジタリゼーションを引き続き推進して行きます。」と、フンツドルファーは述べています。「私たちのカスタマーセグメンテーションの結果、すべての新しい役割がセールスに付加されています。」取締役のヘルマンは説明します。「将来のセールスにおけるオペレーショナルフォーカスは、お客様と共に付加価値を生み出すためのポテンシャルを見つけ出し、このポテンシャルを実現して行くことです。フランツのもとで今後重要になるのは、お客様のセグメントに合った提案と新しいビジネスモデルのために、セールスの組織を再編成することです。