„Think out of the Box“ – ハイデルベルグがデジタル社会に対応するパッケージ印刷向け ソリューションをアジア市場へ提案

07/11/2018

  • 上海のハイデルベルグプリントメディアセンターで開催されたパッケージングデイに中国、アジア・パシフィック地域から250名が参加
  • プリネクトのデジタルワークフロー、ライフサイクルソリューションそしてサフィラブランドがイベントのハイライトとして登場
  • 888台目の出荷となるスピードマスター CD 102-7+Lのセレモニーを開催

5月23日、24日の2日間、ハイデルベルグの上海プリントメディアセンターでパッケージングデイが開催され、中国国内のみならず、アジア・パシフィック地域から約250名が参加しました。“Think out of the Box”(既存の枠組みにとらわれない)というスローガンのもと、ハイデルベルグの最新のパッケージング印刷向けソリューションが披露されました。ハイデルベルグは、お客様がこのデジタル時代にビジネスで成功し、長期的に成長し続けるためのソリューションを提供します。

ハイデルベルグは、再現性のあるパッケージングワークフローを実現するソリューションをご提案します。イベントでは、包括的なプレゼンテーションとデモンストレーションを通して、折箱の製造工程をお客様にご覧いただきました。打抜き加工、検査、折貼り加工のシームレスな加工工程は、効率的なパッケージ製造には不可欠です。

パッケージ印刷市場の展望
パッケージングデイのハイライト
アジアに向けたパッケージ印刷のソリューション
888台目の出荷となるスピードマスター CD 102-7+Lのセレモニー
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小川 洋志
デジタルマーケティング部 広報担当 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7390
メールアドレス: yoji.ogawa@remove-this.heidelberg.com

„Think out of the Box“ – ハイデルベルグがデジタル社会に対応するパッケージ印刷向け ソリューションをアジア市場へ提案

07/11/2018

5月23日、24日の2日間、ハイデルベルグの上海プリントメディアセンターでパッケージングデイが開催され、中国国内のみならず、アジア・パシフィック地域から約250名が参加しました。“Think out of the Box”(既存の枠組みにとらわれない)というスローガンのもと、ハイデルベルグの最新のパッケージング印刷向けソリューションが披露されました。ハイデルベルグは、お客様がこのデジタル時代にビジネスで成功し、長期的に成長し続けるためのソリューションを提供します。

ハイデルベルグは、再現性のあるパッケージングワークフローを実現するソリューションをご提案します。イベントでは、包括的なプレゼンテーションとデモンストレーションを通して、折箱の製造工程をお客様にご覧いただきました。打抜き加工、検査、折貼り加工のシームレスな加工工程は、効率的なパッケージ製造には不可欠です。

パッケージ印刷市場の展望

パッケージ印刷市場は、高い可能性を秘めています。今後5年以内でアジア・パシフィック地域はパッケージ印刷の市場規模と成長率においてトップになることが予想されています。

中国市場における成長の可能性も同様に、引き続き有望であると見込まれています。今後も都市化の拡大と中流階級の増加により、パッケージ印刷物への要求は高まっていく傾向にあります。

「パッケージ印刷の中国市場は、先進国でも見受けられる様ないくつかの課題に直面しています。特色や特殊効果への要求の高まりや、生産工程の標準化。また、より小ロット生産を短納期でこなすことが求められており、柔軟性やOEE(総合設備効率)の対応も求められています。」と、ハイデルベルグ中国CEOベニー・フアンは、開会の挨拶で述べています。「だからこそ、既存の枠組みにとらわれずに考えることが必要なのです。」

ハイデルベルグは、こうした課題に対応する最適なソリューションを提供しています。「スマートプリントショップ」のコンセプトにより、印刷会社は必要な情報や作業がスマートに統合され、滞りなく進行する生産環境で、ナビゲート印刷や完全自動印刷によって生産性を向上させることができます。その結果として、より小ロットのジョブをこなすことができ、マニュアルでの作業が減少することでミスを回避し、さらには損紙の削減にも繋がります。

パッケージングデイのハイライト

「スマートプリントショップ」のコンセプトの基礎となるのは、パッケージングデイの主役として披露されたプリネクトワークフローです。プリネクトによって、機械と工程が完全にネットワークで繋がり、印刷が自動化されたデモンストレーションが行われました。さらに、プレゼンテーションでは、プリネクトパッケージデザイナーが紹介されました。パッケージ印刷会社は、1,800以上の膨大なデザインとコンポーネントを使用しながら、折箱の設計やレイアウトを簡単に確認することができます。

スピードマスターCD102-7+L と スピードマスターCX75-4のライブデモンストレーションは、パッケージングデイに参加した多くのお客様の注目を集めました。

イベントに参加したお客様にプレゼントする「Thank you Box」を製造するデモンストレーションでは、ハイデルベルグのマルチカラーソリューションを使って、スピードマスターCD102-7+Lで印刷されました。マルチカラーソリューションは印刷会社に、洗浄時間や前準備時間を短縮し、材料を大幅に節約できるメリットをもたらします。

スピードマスターCD 102-7+Lのデモンストレーションでは、さらに化粧品箱の製造が行われました。この仕事で最もチャレンジングなアプリケーションは、蒸着紙上のオペークホワイトです。この仕事に対応するために、プリネクトイメージコントロール3が最適なソリューションとして披露されました。プリネクトイメージコントロール3の品質管理と測色システムにより、標準の品質管理用ストリップを使ってオペークホワイトを測定し、コントロールすることが初めて可能になりました。印刷機のオペレータは、色の標準値を簡単に保存し、また呼びだすことができます。これにより、日々安定した品質を維持しながら生産をすることが可能になります。イベントでは、スピードマスターCD102-7+Lで疑似エンボスがほどこされ、続いてダイカッターでエンボス加工が行われました。

マルチタレントの印刷機として4月に日本市場にリリースされたスピードマスターCX75では2ジョブを実施し、迅速かつ簡単な仕事替えと使いやすさをお客様に披露しました。

ライフサイクルソリューションズの印刷必需品サフィラブランドとサービスは、お客様に高品質、高生産性、また信頼性を保証するハイデルベルグのソリューションの中でも重要な要素です。最新のライフサイクルソリューションはスピードマスターCD102のジョブ1、スピードマスターCX75、スピードマスターCD102のジョブ2のプレゼンテーションの中でご覧いただきました。マルチカラーのデモの後、ライフサイクルソリューションとしてサフィラのマルチカラーキットが紹介されました。

ハイデルベルグはまた、ドイツで行われたパッケージングデイでの発表に引き続き、上海のパッケージングデイにおいて、サフィラブランド10周年を発表しました。ハイデルベルグは、プリプレス、プレス、ポストプレスそれぞれの生産要件を満たし、日々の仕事のための、また特殊なアプリケーションにも対応する高品質の印刷必需品の幅広いラインナップを提供しています。

アジアに向けたパッケージ印刷のソリューション

5月24日、25日の2日間“Think out of the Box”のスローガンのもと開催されたパッケージングデイには、アジア・パシフィック地域から多くのお客様が参加されました。ハイデルベルグ取締役メンバーのシュテファン・プレンツは、「ハイデルベルグが提供するパッケージ印刷向けの包括的なソリューションは、生産効率とコスト効率そして高品質を一つにしたソリューションであり、我々のお客様がビジネスで利益を上げ成功してもらうためのものです。今日のパッケージングデイでは、お客様の新たなビジネスモデルを開拓するインスピレーションやアイデアをお見せします。」と、開会の言葉を述べました。「アジアにおけるパッケージ印刷は、今日大きな変化を迎えています。

「アジアにおけるパッケージ印刷は、今日大きな変化を迎えています。この変化は印刷会社に多様な課題を突き付けるものです。しかし、解決するためのソリューションは存在します。プリネクトワークフローがその例です。プリネクトマルチカラーワークフローや印刷必需品サフィラ、スピードマスター7色機を組み合わせれば、印刷会社は生産性を向上させ、またコストを大幅に削減することが可能です。」と、ハイデルベルグのアジア・パシフィック地域マネージャーのトーマス・フランクが述べました。「私たちは、この上海のデモセンターでそれを実際にお客様にお見せします。このショールームは、アジアのお客様(印刷会社)のニーズに応えるためにあります。ワークフローソフトウエアの他、パッケージ印刷と商業印刷向けに、デジタル印刷機やオフセット印刷機、そしてフルレンジのポストプレスのラインアップをご覧いただけます。」と続けました。

888台目の出荷となるスピードマスター CD 102-7+Lのセレモニー

5月23日に上海のチンプー工場では、スピードマスターCD102-7+L の888台目の出荷を祝うセレモニーが開催されました。888台目の印刷機は、東莞市のニューアイランドプリンティング社に引渡されました。ニューアイランドプリンティング社は、家族経営企業として香港で設立され、パッケージ印刷を行う印刷会社として香港・中国で有数の企業として成長してきました。同企業は今日では主に、世界中のあらゆる業界向けに高品質のパッケージや印刷物を製造しています。東莞市の工場は、ニューアイランドプリンティング社グループ最大の生産拠点であり、国内外の市場に向けて生産が行われています。

チンプー工場は、ハイデルベルググループのアジアにおける生産拠点です。主に、中国およびアジア市場向けの小型、中型、大判サイズの印刷機の組立が行われています。組立工場は2006年に操業が開始され、チンプー工場は、ハイデルベルグの生産ネットワークの一部となりました。現在、上海地域では450名が製造に携わっており、営業とサービス部門では150名が働いています。

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小川 洋志

デジタルマーケティング部 広報担当

Tel: 03-5715-7374

Tel: 03-5715-7390

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