06/11/2018
5月16日、世界中から400名を超えるお客様が、ハイデルベルグ本社、ウィスロッホ-ヴァルドルフ工場で開催されたパッケージングデイに参加しました。今イベントのモットーである、“Think out of the Box”(既存の枠組みのとらわれない)のもと、B1インクジェットデジタル印刷機 プライムファイア106が初披露されました。これまでプライムファイア106は、導入したお客様の印刷会社もしくは研究環境でのみご覧いただいていましたが、今回はイベントの会場となった「プリントメディアセンター パッケージング」に設置され、パッケージ印刷向けソリューションの世界最大のデモセンターで、多様なデモをご覧いただけるようになりました。後加工を含め、オフセット印刷とデジタル印刷をプリネクトワークフローで統合する印刷機メーカーとして、ハイデルベルグはパッケージ印刷に新たなビジネスモデルをもたらします。「ハイデルベルグはパッケージ印刷分野での先進的な取り組みを行っており、今日の要求だけではなく、デジタル化時代の将来的な要求にも応えることができます。私たちは、お客様の生産性と利益をより向上させます。」と、ハイデルベルグ取締役ライナー・フンツドルファーがオープニングで述べています。これは、カラードルック・バイヤースブロン社の取締役トーマス・プフェファレ氏とマーティン・ブルッテル氏も同感しています。カラードルック社は、長年にわたりハイデルベルグの顧客であり、自社のビジネスモデルの成功を何度も見てきました。昨年末から、プライムファイア106はカラードルック社に導入され、2018年1月中旬からフィールドテストが開始されました。プライムファイアは、既存の打抜き機と組み合わせた高品質のデジタル印刷をカラードルック社に提供します。また、ヨーロッパ全土に向けてパッケージを製造する同社は、2017年からデジタル印刷とレーザーダイカッターを使って製造しています。
「パッケージング・デジタル」という新たなビジネス分野で、カラードルック社は、カスタマイズやパーソナライズされたパッケージから、マスカスタマイゼーションまでを、同社のオンラインショップ„designyourpackaging.de“で提供しています。これによりカラードルック社は新たな顧客獲得を目指しています。カラードルック社はプレミアムパッケージの製造は、高度に自動化された最新世代のスピードマスター4台を使って製造しています。
パッケージングデイでは、来場いただいたお客様に、今日あるいは将来のビジネスモデルへのアイディアやインスピレーションを得て頂くための3種類のインフォメーションツアー「Packaging as you like」「 Operational Excellence」「Special Applications」をご用意しました。それらのツアーを通して、パッケージ印刷のトレンドや、それに対応するハイデルベルグのソリューションが実演されました。
また、サフィラ製品を含むライフサイクルソリューションズとサービスは、高品質、生産性、信頼性を実現する為に欠かすことのできないハイデリベルグのソリューションです。サフィラは、クオリティーブランドとして10周年を迎えました。
パーソナライズやカスタマイジングが増加するトレンドに対応するソリューションは、オフセット印刷行程へのデジタル工程のシームレスな統合です。インフォメーションツアー「Packaging as you like」では、スピードマスターXL106-6Lとプライムファイア106を使い同じデータを印刷するデモが実施されました。例えば、商品の紹介時や初期売出し時には小ロットで生産し、のちに本格的な販売が開始する際はオフセット印刷で生産するなど、新しいデジタル生産加工と既存のオフセット生産加工のシームレスな統合がデモンストレーションで紹介されました。また、製品のハイライトとして単独で行われたプライムファイア106のデモンストレーションでは、パッケージのバージョニングとパーソナライズでクライアントに付加価値を提供するデモが実施されました。
インフォメーションツアー「Operational Excellence」では、コスト削減や利益確保のプレッシャーをどのように克服できるのかを、時間とコストの削減に焦点を当てて、受注から製造、納品にわたるプロセスチェーン全体の最適化として実演しました。生産性の指標であるOEEは今日20~25%にとどまっていますが、この数値は50%以上にまで改善することができます。これは、オペレータが生産性に与える影響を組織的に最小限にし、透明かつ正確なパフォーマンスデータをリアルタイムで収集するスマートなプロセスが可能にします。「Operational Excellence」は、高度に自動化した方法により工程を繋げ、他に追随されないような生産性を達成することを意味しています。
drupa 2016でハイデルベルグが唱えた自動運転印刷コンセプト「Push to Stop」を実現するテクノロジーのハイライトとして、スピードマスターXL 106-6+L で 6色のパッケージョブ を実施しました。ウォールスクリーンXLとインテリスタート2を備えたプリネクトプレスセンターXL2は、オペレータが一切の介入をすることなく印刷機がジョブチェンジを連続して自律的に行います。オプションとして搭載されていたハイカラーマルチドライブは、任意の胴のインキングユニットをメインドライブから切り離し、インキングユニットを独立して洗浄することができるため、刷版交換、圧胴洗浄、ブランケット洗浄、インキローラー洗浄などの作業をすべて同時に行うことができ、ジョブ替えの大幅な短縮を図ることができます。
インフォメーションツアー「Special Appcilations」では、費用対効果の高い方法で、様々な用途に対応するパッケージ製造の実演として、フォイルスター搭載スピードマスターXL106-8P+LYYLとスピードマスターXL75アニカラーのデモンストレーションが実施されました。
スピードマスターXL75アニカラーでの2台の小ロット、高付加価値の化粧品パッケージ印刷を蒸着紙に行うデモンストレーションでは、複雑な付加価値の高い仕事をワンパスで行い利益を生み出すためにアニカラーの機能を最大限に活用した実演が行われました。
www.colordruck-baiersbronn.de
小川 洋志
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7390
メールアドレス: yoji.ogawa@ heidelberg.com
06/11/2018
5月16日、世界中から400名を超えるお客様が、ハイデルベルグ本社、ウィスロッホ-ヴァルドルフ工場で開催されたパッケージングデイに参加しました。今イベントのモットーである、“Think out of the Box”(既存の枠組みのとらわれない)のもと、B1インクジェットデジタル印刷機 プライムファイア106が初披露されました。これまでプライムファイア106は、導入したお客様の印刷会社もしくは研究環境でのみご覧いただいていましたが、今回はイベントの会場となった「プリントメディアセンター パッケージング」に設置され、パッケージ印刷向けソリューションの世界最大のデモセンターで、多様なデモをご覧いただけるようになりました。後加工を含め、オフセット印刷とデジタル印刷をプリネクトワークフローで統合する印刷機メーカーとして、ハイデルベルグはパッケージ印刷に新たなビジネスモデルをもたらします。「ハイデルベルグはパッケージ印刷分野での先進的な取り組みを行っており、今日の要求だけではなく、デジタル化時代の将来的な要求にも応えることができます。私たちは、お客様の生産性と利益をより向上させます。」と、ハイデルベルグ取締役ライナー・フンツドルファーがオープニングで述べています。これは、カラードルック・バイヤースブロン社の取締役トーマス・プフェファレ氏とマーティン・ブルッテル氏も同感しています。カラードルック社は、長年にわたりハイデルベルグの顧客であり、自社のビジネスモデルの成功を何度も見てきました。昨年末から、プライムファイア106はカラードルック社に導入され、2018年1月中旬からフィールドテストが開始されました。プライムファイアは、既存の打抜き機と組み合わせた高品質のデジタル印刷をカラードルック社に提供します。また、ヨーロッパ全土に向けてパッケージを製造する同社は、2017年からデジタル印刷とレーザーダイカッターを使って製造しています。
「パッケージング・デジタル」という新たなビジネス分野で、カラードルック社は、カスタマイズやパーソナライズされたパッケージから、マスカスタマイゼーションまでを、同社のオンラインショップ„designyourpackaging.de“で提供しています。これによりカラードルック社は新たな顧客獲得を目指しています。カラードルック社はプレミアムパッケージの製造は、高度に自動化された最新世代のスピードマスター4台を使って製造しています。
パッケージングデイでは、来場いただいたお客様に、今日あるいは将来のビジネスモデルへのアイディアやインスピレーションを得て頂くための3種類のインフォメーションツアー「Packaging as you like」「 Operational Excellence」「Special Applications」をご用意しました。それらのツアーを通して、パッケージ印刷のトレンドや、それに対応するハイデルベルグのソリューションが実演されました。
また、サフィラ製品を含むライフサイクルソリューションズとサービスは、高品質、生産性、信頼性を実現する為に欠かすことのできないハイデリベルグのソリューションです。サフィラは、クオリティーブランドとして10周年を迎えました。
パーソナライズやカスタマイジングが増加するトレンドに対応するソリューションは、オフセット印刷行程へのデジタル工程のシームレスな統合です。インフォメーションツアー「Packaging as you like」では、スピードマスターXL106-6Lとプライムファイア106を使い同じデータを印刷するデモが実施されました。例えば、商品の紹介時や初期売出し時には小ロットで生産し、のちに本格的な販売が開始する際はオフセット印刷で生産するなど、新しいデジタル生産加工と既存のオフセット生産加工のシームレスな統合がデモンストレーションで紹介されました。また、製品のハイライトとして単独で行われたプライムファイア106のデモンストレーションでは、パッケージのバージョニングとパーソナライズでクライアントに付加価値を提供するデモが実施されました。
インフォメーションツアー「Operational Excellence」では、コスト削減や利益確保のプレッシャーをどのように克服できるのかを、時間とコストの削減に焦点を当てて、受注から製造、納品にわたるプロセスチェーン全体の最適化として実演しました。生産性の指標であるOEEは今日20~25%にとどまっていますが、この数値は50%以上にまで改善することができます。これは、オペレータが生産性に与える影響を組織的に最小限にし、透明かつ正確なパフォーマンスデータをリアルタイムで収集するスマートなプロセスが可能にします。「Operational Excellence」は、高度に自動化した方法により工程を繋げ、他に追随されないような生産性を達成することを意味しています。
drupa 2016でハイデルベルグが唱えた自動運転印刷コンセプト「Push to Stop」を実現するテクノロジーのハイライトとして、スピードマスターXL 106-6+L で 6色のパッケージョブ を実施しました。ウォールスクリーンXLとインテリスタート2を備えたプリネクトプレスセンターXL2は、オペレータが一切の介入をすることなく印刷機がジョブチェンジを連続して自律的に行います。オプションとして搭載されていたハイカラーマルチドライブは、任意の胴のインキングユニットをメインドライブから切り離し、インキングユニットを独立して洗浄することができるため、刷版交換、圧胴洗浄、ブランケット洗浄、インキローラー洗浄などの作業をすべて同時に行うことができ、ジョブ替えの大幅な短縮を図ることができます。
インフォメーションツアー「Special Appcilations」では、費用対効果の高い方法で、様々な用途に対応するパッケージ製造の実演として、フォイルスター搭載スピードマスターXL106-8P+LYYLとスピードマスターXL75アニカラーのデモンストレーションが実施されました。
スピードマスターXL75アニカラーでの2台の小ロット、高付加価値の化粧品パッケージ印刷を蒸着紙に行うデモンストレーションでは、複雑な付加価値の高い仕事をワンパスで行い利益を生み出すためにアニカラーの機能を最大限に活用した実演が行われました。
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デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Tel: 03-5715-7390