05/31/2018
デジタル印刷機バーサファイアの更なる改良は、一貫してお客様の利益と市場の要求に応えるものとなりました。ハイデルベルグは、デジタル印刷機バーサファイアEV(エレクトロフォトグラフィー&バーサティリティ)をもって、デジタル印刷を導入済みのお客様だけではなく、これから導入されるお客様にも優れたデジタル生産システムをご提供いたします。「新しいバーサファイア EVは、特にグラフィック分野のお客様の要求に応えられるように設計されており、また、お客様がダイバーシティと最適化を実現しながら、デジタルビジネスモデルを更に開拓できるような柔軟な生産システムをご提供いたします。」と、デジタルテクノロジー部門取締役シュテファン・プレンツは述べています。
新しい自動インラインキャリブレーションとリアルタイム見当調整は、高い安定性と品質をもたらします。印刷に入る前に行われることで、ロット全体を通して色を安定させます。さらに、改良された自動リアルタイム見当調整は、高い精度を保証します。A4 サイズを85~95枚 / 分 の速度で印刷するバーサファイアEVは、高生産性を実現します。改良された4.800 x 2.400 dpiの高画質は、印刷の品質をさらに向上させます。最新のバーサファイアEVは最大360 g/m2の紙厚に対応可能で、両面では700mm、片面では最大1,260mmの用紙に対応します。
ハイデルベルグが開発したプリネクトデジタルフロントエンド(DFE)は、プリントメディアの分野において唯一、デジタル印刷とオフセット印刷のスマートな統合を可能にします。DFEを使用することで、バーサファイアEVは印刷会社の全体のワークフローに容易に統合されます。また最新のDFEは、バリアブル印刷のデータを驚くほど高速に処理します。
DFEと同じく、17インチのタッチパネルも新しくなりました。用紙の種類や印刷機のあらゆるデータがタッチパネルでコントロールできるようになり、オペレーターの操作が容易になりました。
昨年から、ドイツ本社では多くのお客様にバーサファイアプロダクショントレーニングにご参加いただいており、トレーニングでは、印刷機や用紙のセットアップに関する知識だけではなく、最適なソフトウェアやメディアマネジメントツールについて最新の情報を提供しています。ウィザードによるインターフェースにより、用紙のセットアップ時間と作業を大幅に削減することができます。すべての設定は保存、エクスポート、インポートが可能で、他のバーサファイアに割り当てることもできます。
ドイツのヘッセン州、ラウターバッハにあるJD Druck社は、最新のバーサファイアEVのフィールドテストに最適な印刷会社でした。同社は125年以上にわたって、優れた顧客サービスと品質を保持してきました。今日では65名の従業員が、代理店や産業分野、出版業界の著名な顧客向けにオフセット印刷およびデジタル印刷製品を製造しています。広告印刷を得意としていますが、小型のパッケージやPOSのディスプレイも製造しています。販売地域はドイツ国内のみならず、オーストリア、スイス、ルクセンブルクにも広がっています。「私たちは、比較的早い時期からデジタル印刷を導入しました。私は、パースナライズとカスタマイズがもたらす可能性を確信しています。」と取締役のヨルグ・ゴットリッヒャー氏は述べています。熟練した植字工であるゴットリッヒャー氏は、1990年に父親から会社を引き継いでから、常に会社を成長させてきました。それは、JD Druck社に複数台設置されている、ハイデルベルグのバーサファイアを見れば一目瞭然です。同社は、1月下旬から最新のバーサファイア EVでフィールドテストを開始し、旧モデルとの比較を行ってきました。「バーサファイア EVは、真の進むべき道へと向かっています。私たちは、短期間で優れた業績を達成することができました。」と、ヨルグ・ゴットリッヒャー氏は続けます。オペレーターのシュテフェン・モラー氏は最新のバーサファイアの優れた点を問われると、次のように答えます。「フラップ付の新しいフィーダーのおかげで、バナー用紙をより簡単に入れることができ、利便性が大幅に向上しました。さらに、17インチのタッチパネルで、基本設定が簡単に行えます。」さらにモラー氏は、新しいインラインセンサーがもたらす自動インライン校正と見当の安定性にも非常に満足しています。「ホワイトの先刷りは本当に素晴らしいです。印刷にかかる手間を省き、カラーペーパーで優れた効果と品質を実現します。」と同氏は続けます。
JD Druck社は、ドイツポストから複数の認証を得ているパートナーとして、DM・レターショップのデジタル印刷分野で評判が高い企業です。「私たちは、最新の印刷技術とモチベーションの高い従業員に信頼を置いています。」とヨルグ・ゴットリッヒャー氏は説明します。「B to Bショップのオールラウンドサービスや、迅速な納品、ロジスティックサービスも同様です。私たちは小ロットの仕事や短納期の仕事、またパーソナライズをデジタル印刷機でこなし、大ロットやギャングジョブをオフセット印刷機で印刷します。」印刷室では、スピードマスターXL 105-5+Lが稼働しており、後加工ではスタールフォルダー4台、スティッチマスター1台、ポーラー断裁機2台が設備されています。JD Druck社は今夏イージーマトリックスを導入する予定で、付加価値創造とより高速な生産の実現を目指しています。
スペシャルトナー「インビジブルレッド」が加わることで、バーサファイアEVは、ホワイト、クリアトナー、ネオンイエロー、ネオンピンクの合計5色の特色がオプションで使用可能になりました。(インビジブルレッドは現在ヨーロッパ限定)通常時「インビジブルレッド」は、わずかに光沢を帯びていますが、UVライトを照射すると赤色に輝きます。この「インビジブルレッド」は、特に複製防止といったセキュリティー用途に適しています。これらの5色の特色は、広告、招待状、販促資料など、より多様な範囲でクリエイティブに使用することが可能です。
また、新しいバーサファイアEVでは、ホワイトを先刷りしてプロセス4色を印刷することが初めて可能になりました。特にカラーペーパーなどの素材に印刷する場合には、特殊な効果を実現することができます。従来は複数の工程が必要でしたが、バーサファイアEVは効率的に印刷することができます。
小川 洋志
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7390
メールアドレス: yoji.ogawa@ heidelberg.com
05/31/2018
デジタル印刷機バーサファイアの更なる改良は、一貫してお客様の利益と市場の要求に応えるものとなりました。ハイデルベルグは、デジタル印刷機バーサファイアEV(エレクトロフォトグラフィー&バーサティリティ)をもって、デジタル印刷を導入済みのお客様だけではなく、これから導入されるお客様にも優れたデジタル生産システムをご提供いたします。「新しいバーサファイア EVは、特にグラフィック分野のお客様の要求に応えられるように設計されており、また、お客様がダイバーシティと最適化を実現しながら、デジタルビジネスモデルを更に開拓できるような柔軟な生産システムをご提供いたします。」と、デジタルテクノロジー部門取締役シュテファン・プレンツは述べています。
新しい自動インラインキャリブレーションとリアルタイム見当調整は、高い安定性と品質をもたらします。印刷に入る前に行われることで、ロット全体を通して色を安定させます。さらに、改良された自動リアルタイム見当調整は、高い精度を保証します。A4 サイズを85~95枚 / 分 の速度で印刷するバーサファイアEVは、高生産性を実現します。改良された4.800 x 2.400 dpiの高画質は、印刷の品質をさらに向上させます。最新のバーサファイアEVは最大360 g/m2の紙厚に対応可能で、両面では700mm、片面では最大1,260mmの用紙に対応します。
ハイデルベルグが開発したプリネクトデジタルフロントエンド(DFE)は、プリントメディアの分野において唯一、デジタル印刷とオフセット印刷のスマートな統合を可能にします。DFEを使用することで、バーサファイアEVは印刷会社の全体のワークフローに容易に統合されます。また最新のDFEは、バリアブル印刷のデータを驚くほど高速に処理します。
DFEと同じく、17インチのタッチパネルも新しくなりました。用紙の種類や印刷機のあらゆるデータがタッチパネルでコントロールできるようになり、オペレーターの操作が容易になりました。
昨年から、ドイツ本社では多くのお客様にバーサファイアプロダクショントレーニングにご参加いただいており、トレーニングでは、印刷機や用紙のセットアップに関する知識だけではなく、最適なソフトウェアやメディアマネジメントツールについて最新の情報を提供しています。ウィザードによるインターフェースにより、用紙のセットアップ時間と作業を大幅に削減することができます。すべての設定は保存、エクスポート、インポートが可能で、他のバーサファイアに割り当てることもできます。
ドイツのヘッセン州、ラウターバッハにあるJD Druck社は、最新のバーサファイアEVのフィールドテストに最適な印刷会社でした。同社は125年以上にわたって、優れた顧客サービスと品質を保持してきました。今日では65名の従業員が、代理店や産業分野、出版業界の著名な顧客向けにオフセット印刷およびデジタル印刷製品を製造しています。広告印刷を得意としていますが、小型のパッケージやPOSのディスプレイも製造しています。販売地域はドイツ国内のみならず、オーストリア、スイス、ルクセンブルクにも広がっています。「私たちは、比較的早い時期からデジタル印刷を導入しました。私は、パースナライズとカスタマイズがもたらす可能性を確信しています。」と取締役のヨルグ・ゴットリッヒャー氏は述べています。熟練した植字工であるゴットリッヒャー氏は、1990年に父親から会社を引き継いでから、常に会社を成長させてきました。それは、JD Druck社に複数台設置されている、ハイデルベルグのバーサファイアを見れば一目瞭然です。同社は、1月下旬から最新のバーサファイア EVでフィールドテストを開始し、旧モデルとの比較を行ってきました。「バーサファイア EVは、真の進むべき道へと向かっています。私たちは、短期間で優れた業績を達成することができました。」と、ヨルグ・ゴットリッヒャー氏は続けます。オペレーターのシュテフェン・モラー氏は最新のバーサファイアの優れた点を問われると、次のように答えます。「フラップ付の新しいフィーダーのおかげで、バナー用紙をより簡単に入れることができ、利便性が大幅に向上しました。さらに、17インチのタッチパネルで、基本設定が簡単に行えます。」さらにモラー氏は、新しいインラインセンサーがもたらす自動インライン校正と見当の安定性にも非常に満足しています。「ホワイトの先刷りは本当に素晴らしいです。印刷にかかる手間を省き、カラーペーパーで優れた効果と品質を実現します。」と同氏は続けます。
JD Druck社は、ドイツポストから複数の認証を得ているパートナーとして、DM・レターショップのデジタル印刷分野で評判が高い企業です。「私たちは、最新の印刷技術とモチベーションの高い従業員に信頼を置いています。」とヨルグ・ゴットリッヒャー氏は説明します。「B to Bショップのオールラウンドサービスや、迅速な納品、ロジスティックサービスも同様です。私たちは小ロットの仕事や短納期の仕事、またパーソナライズをデジタル印刷機でこなし、大ロットやギャングジョブをオフセット印刷機で印刷します。」印刷室では、スピードマスターXL 105-5+Lが稼働しており、後加工ではスタールフォルダー4台、スティッチマスター1台、ポーラー断裁機2台が設備されています。JD Druck社は今夏イージーマトリックスを導入する予定で、付加価値創造とより高速な生産の実現を目指しています。
スペシャルトナー「インビジブルレッド」が加わることで、バーサファイアEVは、ホワイト、クリアトナー、ネオンイエロー、ネオンピンクの合計5色の特色がオプションで使用可能になりました。(インビジブルレッドは現在ヨーロッパ限定)通常時「インビジブルレッド」は、わずかに光沢を帯びていますが、UVライトを照射すると赤色に輝きます。この「インビジブルレッド」は、特に複製防止といったセキュリティー用途に適しています。これらの5色の特色は、広告、招待状、販促資料など、より多様な範囲でクリエイティブに使用することが可能です。
また、新しいバーサファイアEVでは、ホワイトを先刷りしてプロセス4色を印刷することが初めて可能になりました。特にカラーペーパーなどの素材に印刷する場合には、特殊な効果を実現することができます。従来は複数の工程が必要でしたが、バーサファイアEVは効率的に印刷することができます。
デジタルマーケティング部 広報担当
Tel: 03-5715-7374
Tel: 03-5715-7390