観音折りは、グラフィックデザイナーの間でも人気のある折り加工のひとつです。しかし従来の折り機ではオペレータに多くの経験と技術が要求されていました。
エア観音折り用バックルプレートは、エア駆動のシリンダーで観音プレートを開閉します。開閉のタイミングはデジタルコントローラACC2.4で折り機の速度とは別に正確に制御されます。
こうした観音プレートの正確な制御によって、用紙厚にもよりますが、センターギャップが0.5mmという、ほぼギャップレスの魅力的な観音折りが可能となりました。
高速でもエアシリンダーが過熱しないため、最高で毎時15,000サイクルの連続運転が可能です。
自動セット機能付きの観音羽根はシートストップがモーター駆動で素早く正確に位置決めされ、0.1mmの精度で微調整が可能です。
内蔵のフォールディングカタログを利用することで、定型仕事の設定が可能となり、さらに設定値を保存してリピートの仕事で再利用することもできます。