自動化で競争力を高め、効率的で安定した生産体制を築く
プリネクトワークフロー、ポーラー全自動断裁システムPACE

03/17/2025

お客様と持続的に成長を共にする印刷情報サービス業の未来を目指して

1896年創業から128年に亘り、心に響くものづくりの精神でお客さまのご要望と真摯に向き合い、印刷を主軸とする製品・サービスの発展を今も継続している山藤三陽印刷株式会社(本社:北海道札幌市 代表取締役社長 松岡孝幸氏)の吉田製造本部長は、「社員一人ひとりが適切な意思決定と自発的行動に導くコンプライアンス教育、情報管理、環境対策に力を入れ、快適な職場づくりに取り組んでいます。社会からの信頼と職場への誇りを原動力に、全社一体となって、お客さまに喜ばれるワンランク上のサービス、新たな価値創造、それを生み出す人間力に磨きをかけています。」と、同社の理念を語ります。

山藤三陽印刷が将来を見据えて、今、全社を挙げて取り組んでいるのが受注、製造、そしてお客様の手元に届くまでの物流に至るまでの自動化への取り組みです。特に断裁工程での自動化の取り組みは生産効率が上がり、品質の均一化と安定性、コスト削減、さらには従業員の安全性や労働力不足への対応など、得られるメリットは大きいという。同社では、ポーラー全自動断裁システムPACEの導入効果をさらに引き出すため、長年にわたり使用してきたワークフローをプリネクトに移行しました。そのことにより、プリネクトワークフローと自動断裁PACEの連携の効果を実感することができました。

ワークフローの刷新が会社組織全体の生産性を高め、ジョブ処理数が5倍に
製本現場の負担軽減と生産効率の向上のために
プリネクトワークフローとの連携でさらなる効果
すべては完全自動化のために
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260
メールアドレス: kazuhiko.ota@remove-this.heidelberg.com

自動化で競争力を高め、効率的で安定した生産体制を築く
プリネクトワークフロー、ポーラー全自動断裁システムPACE

03/17/2025

お客様と持続的に成長を共にする印刷情報サービス業の未来を目指して

1896年創業から128年に亘り、心に響くものづくりの精神でお客さまのご要望と真摯に向き合い、印刷を主軸とする製品・サービスの発展を今も継続している山藤三陽印刷株式会社(本社:北海道札幌市 代表取締役社長 松岡孝幸氏)の吉田製造本部長は、「社員一人ひとりが適切な意思決定と自発的行動に導くコンプライアンス教育、情報管理、環境対策に力を入れ、快適な職場づくりに取り組んでいます。社会からの信頼と職場への誇りを原動力に、全社一体となって、お客さまに喜ばれるワンランク上のサービス、新たな価値創造、それを生み出す人間力に磨きをかけています。」と、同社の理念を語ります。

山藤三陽印刷が将来を見据えて、今、全社を挙げて取り組んでいるのが受注、製造、そしてお客様の手元に届くまでの物流に至るまでの自動化への取り組みです。特に断裁工程での自動化の取り組みは生産効率が上がり、品質の均一化と安定性、コスト削減、さらには従業員の安全性や労働力不足への対応など、得られるメリットは大きいという。同社では、ポーラー全自動断裁システムPACEの導入効果をさらに引き出すため、長年にわたり使用してきたワークフローをプリネクトに移行しました。そのことにより、プリネクトワークフローと自動断裁PACEの連携の効果を実感することができました。

ワークフローの刷新が会社組織全体の生産性を高め、ジョブ処理数が5倍に

従来導入されていたワークフローは工程ごとに細切れの状態で、工程間での情報共有がスムーズに行われず、同社が目指すところの業務の効率化や透明性、時間の節約などに課題があった。今回、製造現場の基幹システムとなるワークフローをプリネクトに入れ替えることで、「将来的に入稿から出荷までの一連の工程をプリネクトで担えると判断し導入に至った。」 と、その決断には自社のあるべき姿をイメージしていたと、その決意を述べています。プリネクトの導入に際し、製造第1部プリプレス課の末永喜美課長は、「自動化を目指すためにはプリネクトは重要なツールであり、生産管理の負担軽減へのメリットも大きい。」と、言います。導入にあたっては従業員向けのマニュアルを自ら作成するなど苦労はあったが、現在ではプリプレス部門の努力もあり、当初の目標である効率化が図られているという。プリネクトへの移行が順調にすすんだことや自動面付機能によって、ある月のジョブ数は前々月の5倍までに作業効率が向上しています。

製本現場の負担軽減と生産効率の向上のために

製本現場の従業員の身体的な負担軽減と断裁工程の効率化を目指す吉田本部長は、断裁工程での作業は、用紙は非常に重く8時間労働していると朝の作業で捌く量より、夕方の捌く量が大幅に少なくなり、大口の物件になると必然的に残業となる。残業になっても体力が無く余計な時間外が増えてしまい悪循環の繰り返しであった。「PACEを導入したことで、残業時間が大幅に軽減されオペレータの帰りの挨拶で笑顔が増えました。」と、前年比約50%の時間外削減という数字も含めポーラー断裁システムPACEの効果を語ります。さらに「PACEシステムは絶妙に人間の動きに合わせているように見えます。オペレータに負担をかけない絶妙なタイミングの取り方が、人間の動きを研究したプログラムをインプットされたロボットのような動きです。」と、付け加えます。

プリネクトワークフローとの連携でさらなる効果

印刷工程では同社が目指すところのカラーマネジメントへの評価も高い。「プリネクトカラーツールボックスによりカラーチャートを作成し、それを印刷し測定することで自動的にキャリブレーションカーブができます。これにより印刷品質が安定します。」と、末永課長は評価します。さらに、断裁工程では実際の用紙を基に指定寸法を断裁機に直接プログラミングして作業を行うのが一般的でしたが、断裁機に搭載されたコンピュカットソフトウェアにより、断裁作業の最適化を実現しました。プリネクトは面付データ(PPFデータもしくはJDFデータ)を断裁機に転送し、コンピュカットソフトウェアを使い、PACEに必要な断裁プログラムを作成することが可能になり、これにより作業時間の削減を始め、熟練の断裁オペレータでなくても作業ができるようになりました。

これにより、従業員の断裁データの入力ミスが大幅に削減されるとともに、品質に大きく影響する断裁作業は従業員にとっても精神的なストレスがなくなり、スムーズな作業が実現されました。これはプリネクトワークフローとPACEの連携の効果です。

すべては完全自動化のために

吉田本部長は製本の作業はすべて自動化にすべきと言います。将来的な人員不足、危険なリスクを伴う製造業は機械ができることは機械に、そして人にしかできないことは人が行うこと。完全自動化があくまで理想と語る吉田本部長は、「数年後に社内通路はAGVが製品を次工程へ運搬している姿、各製造機器にロボットが付いて作業しているという姿を日々想像しています。PACE断裁システムは、その理想の第一歩であり、今後プリネクトは各工程ロボットの司令塔となると思います。」と、締めくくりました。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

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