メンテンナンスのDX化を実現する「メンテナンスマネージャー4.0」が日本のお客様にも利用可能に

11/25/2022

  • 複雑なメンテナンスを簡素化する「メンテナンスマネージャー4.0」
  • 「自分たちの機械は自分たちで守る」というスローガンを掲げる佐川印刷株式会社がパイロットユーザーとして有効活用
  • 「メンテナンスマネージャー4.0」とプレディクティブモニタリングの両輪で安心安定の稼働を実現

ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、メンテンナンスのDX化を実現する新しいアプリケーション「メンテナンスマネージャー4.0」が、日本のお客様にもご利用頂けることになったことを、2022年5月から既にアプリケーションを利用しパイロットユーザーとなっている佐川印刷株式会社の代表取締役社長 佐川正純氏を招いて、IGAS2022開催中の11月25日、ハイデルベルグ・ジャパンブース(東6ホール24番)にて発表しました。

「メンテナンスマネージャー4.0」とは
自分たちの機械は自分たちで守る
DXツールを使わない未来は考えられない
常に安心して機械を動かすためプレディクティブモニタリングも併用
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

メンテンナンスのDX化を実現する「メンテナンスマネージャー4.0」が日本のお客様にも利用可能に

11/25/2022

ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、メンテンナンスのDX化を実現する新しいアプリケーション「メンテナンスマネージャー4.0」が、日本のお客様にもご利用頂けることになったことを、2022年5月から既にアプリケーションを利用しパイロットユーザーとなっている佐川印刷株式会社の代表取締役社長 佐川正純氏を招いて、IGAS2022開催中の11月25日、ハイデルベルグ・ジャパンブース(東6ホール24番)にて発表しました。

「メンテナンスマネージャー4.0」とは

製造業である以上、機械のメンテンナンスは、日々の生産において機械の突然の故障やそれに伴う突発停止などをなくすためには不可欠です。しかし、一言でメンテンナンスと言っても、機械のどの部分を、いつ、どのように、どれくらいの時間をかけて行えばいいのか、また、メンテンナンスの記録はどう残せばいいのか、メンテナンス記録はどのように社内でシェアされるべきか、過去のメンテンナンス記録はどうなっているのか等、それらを適切なタイミングで正確に実行するのは簡単ではありませんでした。そうした複雑なメンテナンスを簡素化するのが、メンテナンスのDXを進める新しいハイデルベルグのアプリケーション「メンテナンスマネージャー4.0」です。

「メンテナンスマネージャー4.0」では、従来の分厚いメンテナンスマニュアルは不要です。すべての情報はデジタル化され、スマホやタブレットで、いつでもどこでも見ることができます。デジタル故に検索も容易です。また、機械のどの部分をいつメンテナンスすればいいのかをAIが最適なタイミングを見つけて示し、メンテナンス記録を残すことも、また、その情報を社内でシェアすることも簡単に実行することが可能です。

自分たちの機械は自分たちで守る

佐川印刷株式会社は、パイロットユーザーとして「メンテナンスマネージャー4.0」を5月から使い始め、それを期に紙によるメンテナンスチェックリストも撤廃し、スマートデバイスによる運用を開始しています。自社のメンテナンス方針については、「昔は、機械の突然の故障による突発的な生産停止や、それに伴う高い修理代、また、原因もなかなかわからないというようなことにストレスを感じることが多々ありました。エマージェンシーコールで、ハイデルベルグのサービスマンが夜中に着て、徹夜で修理して、車の中で寝るなんてこともありました。しかし、10年ほど前、働き方改革を進めている中、こういうことを続けていてはいけない、2度とエマージェンシーコールを呼ぶのをやめようと思い、『自分たちの機械は自分たちで守る』というスローガンを掲げ、計画メンテナンスを進めてきました。そうしたことを実行することによって、今ではエマージェンシーコールはほとんどない会社となり、また、修理、部品交換等のコストも減らすことができています。」と、佐川社長は述べています。

DXツールを使わない未来は考えられない

そうしたメンテナンスについての基本的な体制を構築した上で、今回パイロットユーザーになった理由については、「将来どうなるのかを問われたら答えはひとつだと思います。こうしたメンテナンスマネージャーのようなDXツールを使わなければならない時代が来るのは誰が見ても明らかです。だとしたら、未来へのビジョンを描きながら、そうしたツールを積極的に導入し、メーカーのサポートを得ながら新しいことにチャレンジしていくしかないと思いました。」さらに、メンテナンスのDXツールについては、「メンテナンスマネージャーは、点検項目が明確に示されていて、かつ、それぞれどのくらいの時間がかかるのかを分かった上でメンテナンスを進めることができる大変便利なツールです。こうしたツールを利用することによって、メンテナンスをこれまで以上に効率的、正確にすることで、メンテナンスの質を根本から向上できます。メンテナンスを行った箇所は画像としても保存でき、社内はもちろん、ハイデルベルグとも共有することができます。そうすることによって、予期せぬ不具合で機械を不必要に止めることなく、社内の働き方改革を実現し、さらには私たちのパートナーであるハイデルベルグのサービスマンの働き方改革も実現できます。そして、修理費等を抑えて、次の機械を購入するための利益を確保できるようになると確信しています。」と、語りました。

常に安心して機械を動かすためプレディクティブモニタリングも併用

なお、佐川印刷株式会社では、過去の修理履歴のビックデータやAIを利用して、壊れそうな箇所を壊れる前に認識することによって、点検、部品等の交換を実施し、突発的な機械停止を回避することのできるプレディクティブモニタリングも、業界無二のソリューションとして高く評価し、メンテンナンスマネージャーと同時に今年5月より使い始めています。「一方で、メンテンナンスマネージャーというDXツールを使い、今まででは考えられなかったような簡単、効率的な方法で、スローガンどおり自分たちの機械を自分たちで守りながら、もう一方で、プレディクティブモニタリングで機械の状況を常に監視してもらうことによって、いつでも安心、安定して機械を稼働するための万全の体制を整えています。実際に、エマージェンシーコールが減っただけではなく、コスト面でも大きな成果が出ています。突発で機械が止まってサービスの方に怒りをぶつけるといったことは全くありませんよ(笑)。ハイデルベルグとはパートナーとして理想的な信頼関係を築けています。」と、佐川社長は述べています。

これらのアプリケーションはすべてハイデルベルグアシスタントからアクセスすることができ、スムーズなオペレーションを実現することで効率的な経営ができるようになります。ハイデルベルグアシスタントは2023年3月から全く新しい『デジタルカスタマーポータルH+(エイチプラス)』に生まれ変わります。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

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Tel: 03-5715-7260

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