株式会社ウィザップとハイデルベルグ・ジャパン、オープンハウスを開催

09/16/2022

  • 一番の決め手は、毎月定額で出ていくお金が分かりやすいという点
  • 2台の4色機を、生産性を倍にして1台にするという提案が現実に
  • サブスクリプションのコンサルティングは想像以上
  • プリネクトの存在がもうひとつの成果を上げられた理由

株式会社ウィザップ(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 高橋英司)と、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、株式会社ウィザップ本社において、2022年9月2日(金)、日本全国から印刷会社の経営幹部80名を迎えて、オープンハウスを行いました。オープンハウスでは、ハイデルベルグサブスクリプションの1年を経過しての状況を生の声で聴くパネルディスカッション、座談会、そして工場見学が行われました。

冒頭挨拶にたったハイデルベルグ・ジャパン 代表取締役社長 ヨルグ・バウアーは、まずオープンハウスの機会提供への謝意を表明し、「サブスクリプション契約の最も重要な点は、印刷会社と私たちハイデルベルグ・ジャパンとの新しいレベルのパートナーシップです。 ワークフロー、CtP、印刷機で構成される印刷システムを提供するだけではなく、サービスや印刷資材、そして何より大切なのは、継続的なコンサルティングとサポートを提供することです。」と、その本質について述べました。そして、その新しいパートナーシップは、ウィザップのパフォーマンスを向上させ、持続可能なビジネス基盤を確立実現することを目的としているとした上で、「既に達成すべき目標についてお互いが合意いたしました。私たち、ウィザップ様とハイデルベルグは、まず、社長から管理職、現場の方に至るまで、関係者全員が同じ目標を理解し、共有することから始めました。 そして、今行っているルーティンや働き方をみんなで一緒に見直し、合意した目標に向かって、毎月一緒に仕事を進めることで、“考え方改革”、ひいては“働き方改革“を、実現可能にするのです。」と、サブスクリプションによって、どのようにお客様が持続可能な事業基盤を確立していくかについて触れました。

次に、9月1日に社長に就任したばかりの高橋英司氏が、「この機会に、サブスクリプションを多くの皆様に知っていただき、印刷業界の発展に少しでも貢献できれば幸いです。」と述べ、新潟で創業して76年になるウィザップが、現在100名の従業員で、頁物の印刷やウェブ制作を得意としている会社であること、サブスクリプションの対象となっているハイデルベルグのスピードマスターCD102の4色機をはじめ、製版から製本まですべての設備を紹介しながら、会社概要を説明しました。次に、9月1日に社長に就任したばかりの高橋英司氏が、「この機会に、サブスクリプションを多くの皆様に知っていただき、印刷業界の発展に少しでも貢献できれば幸いです。」と述べ、新潟で創業して76年になるウィザップが、現在100名の従業員で、頁物の印刷やウェブ制作を得意としている会社であること、サブスクリプションの対象となっているハイデルベルグのスピードマスターCD102の4色機をはじめ、製版から製本まですべての設備を紹介しながら、会社概要を説明しました。

続いて行われたパネルディスカッションには、導入を実際に決断した前社長、現CCBプロデューサーの高橋陽子氏と、製造部部長 小池勇樹氏、そしてモデレータとしてハイデルベルグ・ジャパン ライフサイクルソリューションズ本部ゼネラル・マネージャー 紀 世志広が登壇しました。パネルディスカッションでは、サブスクリプションの導入理由、導入プロセスや、導入後の変化等が、経営者視点と現場管理者視点の両方から紹介されました。

一番の決め手は、毎月定額で、出ていくお金が分かりやすいという点
2台あった4色機を1台にして、生産性を倍にするという提案が現実に
サブスクリプションのコンサルティングは想像以上
もうひとつの成果を上げられた理由はプリネクトの存在
ハイデルベルグサブスクリプションプラスとは?
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

株式会社ウィザップとハイデルベルグ・ジャパン、オープンハウスを開催

09/16/2022

株式会社ウィザップ(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長 高橋英司)と、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、株式会社ウィザップ本社において、2022年9月2日(金)、日本全国から印刷会社の経営幹部80名を迎えて、オープンハウスを行いました。オープンハウスでは、ハイデルベルグサブスクリプションの1年を経過しての状況を生の声で聴くパネルディスカッション、座談会、そして工場見学が行われました。

冒頭挨拶にたったハイデルベルグ・ジャパン 代表取締役社長 ヨルグ・バウアーは、まずオープンハウスの機会提供への謝意を表明し、「サブスクリプション契約の最も重要な点は、印刷会社と私たちハイデルベルグ・ジャパンとの新しいレベルのパートナーシップです。 ワークフロー、CtP、印刷機で構成される印刷システムを提供するだけではなく、サービスや印刷資材、そして何より大切なのは、継続的なコンサルティングとサポートを提供することです。」と、その本質について述べました。そして、その新しいパートナーシップは、ウィザップのパフォーマンスを向上させ、持続可能なビジネス基盤を確立実現することを目的としているとした上で、「既に達成すべき目標についてお互いが合意いたしました。私たち、ウィザップ様とハイデルベルグは、まず、社長から管理職、現場の方に至るまで、関係者全員が同じ目標を理解し、共有することから始めました。 そして、今行っているルーティンや働き方をみんなで一緒に見直し、合意した目標に向かって、毎月一緒に仕事を進めることで、“考え方改革”、ひいては“働き方改革“を、実現可能にするのです。」と、サブスクリプションによって、どのようにお客様が持続可能な事業基盤を確立していくかについて触れました。

次に、9月1日に社長に就任したばかりの高橋英司氏が、「この機会に、サブスクリプションを多くの皆様に知っていただき、印刷業界の発展に少しでも貢献できれば幸いです。」と述べ、新潟で創業して76年になるウィザップが、現在100名の従業員で、頁物の印刷やウェブ制作を得意としている会社であること、サブスクリプションの対象となっているハイデルベルグのスピードマスターCD102の4色機をはじめ、製版から製本まですべての設備を紹介しながら、会社概要を説明しました。次に、9月1日に社長に就任したばかりの高橋英司氏が、「この機会に、サブスクリプションを多くの皆様に知っていただき、印刷業界の発展に少しでも貢献できれば幸いです。」と述べ、新潟で創業して76年になるウィザップが、現在100名の従業員で、頁物の印刷やウェブ制作を得意としている会社であること、サブスクリプションの対象となっているハイデルベルグのスピードマスターCD102の4色機をはじめ、製版から製本まですべての設備を紹介しながら、会社概要を説明しました。

続いて行われたパネルディスカッションには、導入を実際に決断した前社長、現CCBプロデューサーの高橋陽子氏と、製造部部長 小池勇樹氏、そしてモデレータとしてハイデルベルグ・ジャパン ライフサイクルソリューションズ本部ゼネラル・マネージャー 紀 世志広が登壇しました。パネルディスカッションでは、サブスクリプションの導入理由、導入プロセスや、導入後の変化等が、経営者視点と現場管理者視点の両方から紹介されました。

一番の決め手は、毎月定額で、出ていくお金が分かりやすいという点

サブスクリプション導入の理由について高橋前社長は、「20年経過した印刷機を、どうしようか迷っていた時にサブスクリプションの話を聞きました。一番の決め手は、毎月定額で、出ていくお金が分かりやすいという点です。突発の機械停止やそれに伴う修理代は怖いのですが、サブスクリプションには東洋医学のように機械停止をしないようにするメンテナンスなどのトレーニング、また修理代も含まれているという点でした。」と、導入の理由を明かしました。また、サブスクリプション導入に現場で実際に携わった小池部長は、「変化が好きな陽子さん(ウィザップの社員は肩書で呼ばず皆名前でこう呼んでいる)は、常にいろんな新しいチャレンジを私たち社員にさせています。そうしたことが、会社が“変化を求める体質”を作ってきたと思いますし、今回のサブスクリプションという比較的新しいビジネスモデルも、すんなりと受け入れられたのだと思います。」と、述べました。

2台あった4色機を1台にして、生産性を倍にするという提案が現実に

平均ロットが1,300枚程のウィザップは、この1年間で20分を超えていた準備時間は12分に短縮され、2,300枚あったヤレ紙は150枚に削減され、12,000枚から初めた印刷速度は、現在ほぼ最高スペックである15,000枚で印刷しています。(ハイデルベルグアシスタントで見ることができる生データが紹介されました。)そうした成果が見えてきた導入後1年を経過しての感想を聞かれると、「ハイデルベルグさんの提案は、2台あった4色機を1台にしようというものでした。単純に考えても生産を2倍にしなければなりません。しかも、スペックにある最高速度で印刷できると言い切っていました。それが導入後の今、実現できているのは凄いと思います。実際、3月の繁忙期でも、特に残業が多くなることもなく、全く問題なく生産できました。台数を減らせたことで、今まで合計9人の印刷オペレータは6人になって、他の3人は製本や新規事業で活躍しています。」と、小池部長は答えました。

サブスクリプションのコンサルティングは想像以上

一方、高橋前社長は、「経営者としては、今は定額で、急な出費をしないで済むので、精神的に非常に楽になりました。しかし、それより私が素晴らしいと感じているのは、サブスクリプションのコンサルティングの部分です。コミュニケーションとかチームとして頑張るという意識づけをしてもらっています。そのおかげで印刷現場の皆が盛り上がっています。やりっぱなしというのではなく、翌月にきてチェックして面倒を見てくれる。想像以上にいいです!」と、サブスクリプションに太鼓判を押しました。そして、「実は他のコンサルティングに入ってもらって多くのことを学びましたが、現実に数字は上がってはきませんでした。しかし、今回は実際に数字が上がりました。その大きな理由は、できるまで付き合ってくれる。お客とサプライヤーという関係ではなくて、チームとして課題に取り組んでくれている点だと思います。」と、体験したハイデルベルグ サブスクリプションに含まれるコンサルティングの特徴と強みについての感想を述べました。外部のコンサルティングを入れる理由については、「人は外圧でしか変われない。だから社内だけでやると”井の中の蛙”でうまくいかない。だから、外圧が必要だと思っています。」と、補足説明も加えています。

もうひとつの成果を上げられた理由はプリネクトの存在

コンサルティング以外に成果を上げることができた理由について聞かれた小池部長は、「単純に印刷機を入れ替えても生産性は上がらないです。そうした意味では、思い切って国産メーカーさんから変えたソフトウェアのプリネクトがやはり大きい役割を果たしたと思います。なぜなら、プリネクトは単なるRIPではなく、いろんなものにデジタルで繋がり、また、たくさんの機能があるので全体最適やDXの実現を可能にしたからです。これによって、製版部門だけではなく工場の生産全体の効率が上がりましたし、マニュアルによる人的ミスも減りました。例えば、“刷了表示表”です。従来はテンプレートをプリントアウトしておいて手書きしていましたが、今は、プリネクトから自動出力しています。自動で印刷機から情報を取得できるプリネクトだからこそ、これが可能になりました。」と、実際の手書きとプリントアウトされた表を提示して説明しました。

パネルディスカッション後、参加者は、サブスクリプションで導入されたスピードマスターCD102の4色機と、既存機のスピードマスターSM102の2色機、そして、印刷機の隣に設置されたCtP、スープラセッターが稼働する工場を見学しました。機械の横には、サブスクリプションに含まれる印刷資材管理システム(VMI)の棚も置かれ、参加者は使い方など、熱心に質問をしていました。

また、リラックスした雰囲気で行われた高橋前社長と小池部長を囲んだ2つの座談会では、それぞれの参加者の質問に、二人が答えるという形式で行われ、経営、工場管理、それぞれより突っ込んだ内容で話が盛り上がりました。

最後のQ&Aセッションには、サブスクリプションで導入されたスピードマスターCD102の4色機の女性オペレータ、印刷課の熊島小暖氏も参加しました。まだまだ少ない女性オペレータの話を聞きたいと多くの質問が寄せられる中、熊島氏は、「印刷は楽しいし、もっと“早い、安い、美味い”印刷を追求していきたい。」と、新たな挑戦を楽しみながら、さらなる高みを目指す意欲を示していました。

ハイデルベルグサブスクリプションプラスとは?

ハイデルベルグサブスクリプションの契約期間は5年間で、月額基本料金は毎月定額。契約には、印刷機、コンサルティング&トレーニング、プリネクト、印刷資材、サービスが含まれる。5年ごとに印刷機は新しくなり、月の生産量が決められていて、それを超えると追加のカウンター料金が発生するが、コストが安いのでお客様はより多くの利益が得られる。


※VMI:印刷資材管理システム

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

Tel: 03-5715-7374

Tel: 03-5715-7260

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