共進ペイパー&パッケージとハイデルベルグ・ジャパン、オープンハウスを開催

06/27/2022

  • スピードマスターXL106-7+L UVを中心とする新たなオフセット印刷システムとパッケージ印刷の新しいビジネスモデルを発表
  • パッケージ印刷でのボトルネックを解消する可能性を秘めたプリネクトマルチカラーワークフローをPush to Stopで初披露

株式会社共進ペイパー&パッケージ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 鍛治川和広)と、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、共進ペイパー&パッケージの関東工場において、2022年6月17日(金)、日本全国からパッケージ印刷会社の経営幹部50名を迎えて、ハイデルベルグのスピードマスターXL106のコーター付7色機を中心とする新たなオフセット印刷システムの導入と、そのシステムが支える共進ペイパー&パッケージの新しいパッケージ印刷のビジネスモデルを発表するオープンハウスを行いました。

冒頭挨拶に立ったハイデルベルグ・ジャパン 代表取締役社長 ヨルグ・バウアーは、「パッケージ印刷会社でのオープンハウスは非常に貴重な学びの場であり、お忙しい中こうした機会をご提供頂けたことに鍛治川社長、ならびに社員の皆様に深く感謝の意を申し上げます。また、参加されたお客様には、プリネクトやスピードマスターといった新しいソフトウェアや装置の情報だけでなく、今後のパッケージ印刷ビジネスのヒントになる多くのアイデアをご提供できる場となることを確信しています。」と述べました。

続いて登壇した共進ペイパー&パッケージ 鍛治川和広社長は、日本1号機として導入したプライムファイア106入れ替えの意思決定の最大のポイントについて、「 “オフセット印刷の逆襲”と表現されるスピードマスターXL106を中心とするオフセット印刷システムが、デジタル印刷機をも凌駕する高い生産性を実現できることを認識した事です。」と、B1デジタル印刷機とXL106の原価の分岐点は200枚弱にまで下がったという決め手となった具体的な数字をあげながら講演をスタートしました。続いて、「プライムファイア106からシフトしてスピードマスターXL106を中心とするオフセット印刷システムで挑む挑戦について」、そして、「スピードマスターXL106の導入で可能になった2つの新たな戦略について」、それぞれ独自のパッケージ印刷戦略について語りました。

スピードマスターXL106を中心とするオフセットシステムで挑む挑戦
スピードマスターXL106の導入で可能となった2つの新たな戦略
プリネクトマルチカラーを使ったPush to Stopを初披露
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太田 一彦
デジタルマーケティング部 Tel: 03-5715-7374
Fax.: 03-5715-7260

共進ペイパー&パッケージとハイデルベルグ・ジャパン、オープンハウスを開催

06/27/2022

株式会社共進ペイパー&パッケージ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 鍛治川和広)と、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ヨルグ・バウアー)は、共進ペイパー&パッケージの関東工場において、2022年6月17日(金)、日本全国からパッケージ印刷会社の経営幹部50名を迎えて、ハイデルベルグのスピードマスターXL106のコーター付7色機を中心とする新たなオフセット印刷システムの導入と、そのシステムが支える共進ペイパー&パッケージの新しいパッケージ印刷のビジネスモデルを発表するオープンハウスを行いました。

冒頭挨拶に立ったハイデルベルグ・ジャパン 代表取締役社長 ヨルグ・バウアーは、「パッケージ印刷会社でのオープンハウスは非常に貴重な学びの場であり、お忙しい中こうした機会をご提供頂けたことに鍛治川社長、ならびに社員の皆様に深く感謝の意を申し上げます。また、参加されたお客様には、プリネクトやスピードマスターといった新しいソフトウェアや装置の情報だけでなく、今後のパッケージ印刷ビジネスのヒントになる多くのアイデアをご提供できる場となることを確信しています。」と述べました。

続いて登壇した共進ペイパー&パッケージ 鍛治川和広社長は、日本1号機として導入したプライムファイア106入れ替えの意思決定の最大のポイントについて、「 “オフセット印刷の逆襲”と表現されるスピードマスターXL106を中心とするオフセット印刷システムが、デジタル印刷機をも凌駕する高い生産性を実現できることを認識した事です。」と、B1デジタル印刷機とXL106の原価の分岐点は200枚弱にまで下がったという決め手となった具体的な数字をあげながら講演をスタートしました。続いて、「プライムファイア106からシフトしてスピードマスターXL106を中心とするオフセット印刷システムで挑む挑戦について」、そして、「スピードマスターXL106の導入で可能になった2つの新たな戦略について」、それぞれ独自のパッケージ印刷戦略について語りました。

スピードマスターXL106を中心とするオフセットシステムで挑む挑戦

スピードマスターXL106を「ただのオフセット印刷機ではなくデジタライズされたデジタルとオフセットをブリッジさせる印刷機」と表現する鍛治川社長は、「“スピードマスターXL106を中心とするオフセット印刷システムで挑む挑戦”は、まずは、プライムファイア106で計画していたビジネスの継続発展です。それは、①印刷紙器のコストを最適化する、②POP市場の開拓、③紙袋市場への参入の3点です。」と、その方向性を示し、さらに、「プロダクトラフサイクルに合わせて最適なコストをご提案できるメーカーとなること。デジタル印刷機を絡めて小ロットのPOP分野を引き続き拡大すること。世界的な脱プラスチック、紙化の流れも鑑みて、紙袋市場に正式参入すること。」と、それぞれの目標を明確に説明しました。

スピードマスターXL106の導入で可能となった2つの新たな戦略

続いて、スピードマスターXL106の導入で可能となった2つの新たな戦略として、“パッケージ印刷における長年の課題である特色への対応としてプリネクトマルチカラーへの挑戦”、そして、共進ペイパー&パッケージの新たなサービスとして開始する“スピードマスターXL106の高生産性を活かした印刷会社向け厚紙専用の印刷通販サービス”Imprenta(インプレンタ)“を発表しました。プリネクトマルチカラーは、8パッケージ印刷会社で生産性向上のボトルネックとなっていた特色を、7色のプロセスカラーで再現しパッケージ印刷における高生産性を追求するというハイデルベルグのプリネクトソフトウェアのひとつの機能です。「印刷通販サービス”Imprenta(インプレンタ)“は、商業印刷の会社にとって月に数件しかないコスト高になりがちな厚紙印刷を、印刷会社向けに、共進ペイパー&パッケージが最適な品質とコストで提供するというサービスで、ハコプレ事業で培ってきたWEB技術を活かしたユーザビリティの高いUIを追求した印刷通販です。」と、鍛治川社長は印刷会社をお客様とする新たなビジネスモデルを紹介しました。

プリネクトマルチカラーを使ったPush to Stopを初披露

オープンハウスに参加したお客様は、鍛治川社長によるパッケージビジネスの新たな戦略の話だけでなく、ハコプレ事業を支えるデジタル印刷機、ポーラー115PF等複数のポーラー断裁機を含む後加工機などがある生産現場と、ハイデルベルグのCtPスープラセッター106&パレットローダーAPL106とスピードマスターXL106が並ぶ現場を見学しました。スピードマスターXL106の前で行われたデモンストレーションでは、プリネクトマルチカラーを使ったPush to Stop でのジョブチェンジが初披露されました。1ジョブあたり250枚の3ジョブが約10分間の間に、オペレータが介入することなく最高速度18,000回転で厚紙が印刷され、参加した多くのパッケージ印刷ビジネスのプロフェッショナル達の関心を引いていました。

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太田 一彦

デジタルマーケティング部

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