事実と数字を知ることこそ成功への近道

データベースにもとづいた、印刷会社のマネジメント

アンソニー・サールビー 略歴
2005 年から2014 年までの9 年間、ESP カラーハブ社(英国)のマネージングディレクターとして在籍し、どこにでもある一般的な印刷会社であった同社を、製造業としての企業のあり方や生産方式に対する考え方などの基礎から見直すことで、わずか数年の間に世界で最も生産性の高い印刷会社へと変貌させた実績を持つ。
また、これまで多数のメディアに取り上げられ、「印刷会社の『オートメーションの第一人者』と評価される。
2016年からドイツ・ハイデルベルグ社にてプリネクト本部 本部長を務め、お客様視点に立った製品・サービス開発に取り組んでいる。

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もともとハイデルベルグの顧客であったあなたは、機械の最大のパフォーマンスを引き出すことを誰よりも理解していると思いますが、最も重要な点は何でしょうか?

高いパフォーマンスを機械から引き出すためには、機械が必要とするデータをいかに早く供給できるかが最も重要かつ決定的な要素になります。
すべての生産データはシステマチックに整理され、分析されていなければなりません。これが効率のよい自動ワークフローの最初の一歩となり、そしてスマートプリントショップへとつながります。

今日、ソフトウェアは印刷会社の成功のためにどんな役割を果たしますか?

大変重要な役割を果たしています。ソフトウェアによって印刷工程におけるすべての設備やシステムがネットワークでつながっているわけですから。
しかし印刷会社にとっての朗報は、プリネクト、機械、そしてプロセスは、現在それぞれが大変高度化していますので、印刷機までのすべての工程が完全自動化できることです。

その話は、ハイデルベルグのPush to Stopフィロソフィーに関係がありますか?

その通りです。Push to Stopは収益性を上げ、ビジネスを成功させる要因が機械単体によるものではないことを意味しており、そして自動化とネットワーキングによって実現できる最大の成果を示しています。

スピードマスターXL106を導入したすべてのお客様は同じスタートラインに立ちます。しかし、その後お客様が実際に得られる収益は、それぞれのお客様の知識によって異なります。
例えば、生産工程の無駄を省き全体のアウトプットを大きくするか、もしくはどのようなお客様に対して、どのような製品や価格を提示すれば、より多くの仕事を得ることができるかなどの知識です。プリネクトはこれらの課題に対して、解決のヒントを与えてくれます。

将来は経験や勘にたよるのではなく、よりデータをもとにしたビジネスが大切だということですか?

そうです。これはまさにプリネクトがもたらす付加価値であり、ビジネスを展開する上で中心的な役割をつとめ、お客様にとって収益性が上がるようにデータを使うことを容易にしてくれます。
プリネクトはバリューチェーン全体に沿って情報を集めるので、お客様は、そのデータによって、どこを改善しなければいけないかがわかります。

具体例を挙げて頂けますか。

実のところ、多くの印刷会社が疑問を持っていると思います。なぜ5種類も見積を出して、そのうちの1つだけしか実際の仕事にならないのか。

プリネクトは事実にもとづいてその答えを提供します。納期、品質、価格に対するお客様の要求と、自社の強みの分析をしやすくすることで、
適切なビジネスにフォーカスすることを可能にします。

生産において、プリネクトは印刷工程の中でどこがボトルネックとなっているのか、なぜ仕事替えに20分もかかっているのかなどの課題を、事実と数字だけを持って明示します。
私達がビジネスインテリジェンスと呼ぶ、これらの情報によって、印刷会社の経営層は例えば投資、価格設定、そして提供する製品ポートフォリオにおいて、よりよい意思決定をすることができます。

だからこそプリネクトはビジネスとプロダクションのワークフローで構成されているのですね?

はい、その通りです。生産がより効率的になれば、コストは下がります。これが魅力的な価格の提供や、より多くの仕事を獲得することを可能にします。
ネットワークでつながった、安定して高いパフォーマンスを作り出すプリネクトプロダクションワークフローは、マネジメントの業務負荷を減らします。
いかに生産性を上げるかについて時間を費やすかわりに、もっと営業または経営戦略的な仕事に時間を使うことができます。

プリネクトによる高いパフォーマンスのプロダクションワークフローというのは、具体的にはどういうことでしょうか?

キーになることは、プリネクトがプロセスのばらつきを最少にし、マニュアルによる中断、つまりタッチポイントをできるだけ少なくすることです。これをすることで、製品の価格設定から後加工まで、すべての工程を一貫して管理することができます。
すべてが他とつながり、お互いに影響しあっている状況のなかでは、これは重要なことです。

こちらも具体例を挙げてもらえますか?

多くの会社が印刷機1台あたり、一日に6回も紙サイズを変えています。これは約2時間のダウンタイムとなり、後工程においてはさらに大きな業務負荷がかかることにつながります。

プリネクトでは、紙サイズや色設定のようなパラメータを最適化し、仕事替えの際に必要となる変更をより少なくなるようにすることができます。これらの標準化されたセッティングが、マニュアルによる中断なしに仕事をどのように完了するかを決定します。
しかし、プリネクトは生産フローをコントロールするだけでなくコストを計算し、もし多くの機械が利用できれば、どの機械が最も経済的にその仕事をこなすことができるかも計算してくれます。

向上したパフォーマンスで何を達成することができるのでしょうか?

会社はアウトプットを倍にすることができ、コストを半分にすることができます。

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