フィルタースターは、湿し水の状態や条件にかかわらず、常に高い印刷品質を安定して得るための湿し水のための2つの細かいフィルターシステムです。このシステムによって、湿し水の交換は少なく済みます。2週間から4週間ではなく、4か月から12か月は使うことができます。このことは、コストがかかる湿し水の交換の頻度を減らし、印刷機の稼働率を上げることを意味します。フィルタースターは、粗い不純物を取り除くプレフィルターに繋がるコンビスターやハイドロスターメインタンクから汚れた湿し水を吸い上げます。メインのフィルターは、次に1ミクロンという小さな非常に細かな汚れの粒子を取り除きます。きれいになった湿し水は、コンビスターやハイドロスターユニットに送り返されます。
この湿し水フィルターは、ノンアルコールとアルコール少なめの印刷ではキーコンポーネントとなります。イソプロピルアルコール(IPA)を不要とし、それに伴うVOCの排出をなくし、環境保護において重要な役割を果たします。
高いパフォーマンスを誇るエントリーレベルのフィルタースターコンパクトは、小さなコンソールに入った1つのステージの湿し水フィルターシステムです。フィルタースターとともに、湿し水はバイパスでフィルターされます。フィルタースターコンパクトで使われるフィルターとフィルターカートリッジは稼働中にいつでも交換が可能で、準備時間の大幅な短縮に貢献します。