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お客様事例

スピードマスターXL105ユーザー

株式会社 ジャパン・スリーブ様

枚葉印刷機のピークパフォーマンスモデルである両面兼用印刷機スピードマスターXL105を導入し、UV印刷/油性印刷の各分野で常に新しい可能性と価値創造に挑戦し続けているマイスター企業をご紹介します。

最新・最強の設備導入に満足することなく、自社の強みを磨き抜いて独自の地位を確立されている同社の事例の中に、成功への鍵が見つかるはずです。

「顧客に選ばれる企業」を目指して自社の可能性に挑戦

株式会社ジャパン・スリーブは、レコードジャケットの印刷・加工を原点とするパッケージ印刷会社です。東京・墨田区両国に本社を構え、静岡には最先端の印刷機器を設備した生産事業本部J1、J2ファクトリーを擁しています。

同社は1968年の設立以来、40年以上にわたって音楽を中心とするエンターテインメントパッケージの印刷・加工を手がけてきました。その間レコードからCDへ、ビデオからDVDへとメディアが変化する中でも柔軟に対応しながら、多種多様なパッケージ製品を生み出し市場での地位を確立してきました。

しかし、それだけではありません。音楽CDの長期的な売上減やパッケージを必要としないネット配信の普及など、現在の厳しい市場環境を打破し「顧客に選ばれる企業」となるために、同社では「人、技術、設備」の3つをキーワードに自社の可能性に挑戦し続けています。

品質(ISO9001)、環境(ISO14001)、情報セキュリティ(ISO27001)に関するISO国際規格から、森林の環境保全に配慮したFSC COC認証、グリーンプリンティング認定など国内外の認証を積極的に取得してきたのもその一環です。なかでも品質へのこだわりは並外れていて、最新設備の導入はもちろん、その能力を最大限に発揮させるため新たな技術開発やオペレータのスキルアップにも力を注いでいます。近年ではオフセット印刷の国際標準規格であるPSO(ISO12647-2)認証取得も果たしています。

UV印刷の新しい可能性に挑戦するマイスター

2007〜2008年にかけて同社はハイデルベルグの菊全寸のび判6色ニスコーター付UV印刷機スピードマスターXL105-6+L UVをわずかな間で2台つづけて導入しました。

UV印刷は機内で紫外線を照射してインキを硬化させるため「乾燥時間が不要」「パウダーレス」「裏移りがない」などの大きなメリットがあります。また摩擦に強く、紙以外の非吸収性原反にも印刷できるためパッケージ印刷に最適です。

一方で油性印刷と比べインキや設備・諸材料が高価なこと、品質面でも輝度が若干劣ることなどが弱点でした。こうしたUV印刷の弱点を補うために、同社ではインキメーカーと協力して新しいインキ開発に取り組んできました。完成した高感度UVインキはUVランプの出力を抑え、電力使用量とランニングコストの低減に大きく貢献しました。この高感度インキは油性インキに近似した光沢を実現しハイグロスな印刷を可能にしました。

また同社ではすべての製造設備に電力測定装置を設置し、使用電力量をリアルタイムで測定しています。これによりCO2の見える化を図り環境にやさしいカーボンフットプリントの実現も可能になりました。

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徹底したメンテナンスで最高のコンディションを維持

このようにUV印刷の弱点を乗り越えて確かな成功を確信した同社は、2011年に新しい印刷機の導入を決断します。それがハイデルベルグの菊全寸のび判10色両面兼用UV印刷機 スピードマスターXL105-10-P UVです。

6色機1台を10色機に入れ替えて生産能力を増強。薄紙から0.8mmの厚紙まで毎時15,000枚の高速で5/5色の両面印刷をワンパス処理することにより生産性は2倍になったそうです。

全版を同じタイミングで自動交換するオートプレートXLや、仕事替えの手順をナビゲートするインテリスタートも生産性の向上に貢献しています。また高感度UVインキのおかげで、デリバリ部のランプは200Wを1灯で充分とのこと。さらに5胴目と最終胴の印刷ユニットにはインラインの品質検査装置プリネクト インスペクションコントロールを搭載し、印刷物のキズやヨゴレを全数検査しています。

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このインスペクションコントロールは印刷ユニット内部にカメラを内蔵したインラインの検査装置で国内初導入となりました。CDやDVDのパッケージは消費者が商品として購入するため、小さなキズやヨゴレがクレームの対象となります。このため、同社では万全の品質検査体制を構築して、顧客の信頼を高めているのです。

同社では確かな知識を持ったオペレータが、日常のメンテナンスを怠ることなく最高のコンディションを維持して、最高級の印刷機を動かしています。しかしそれだけではありません。インキという消耗品にまで着目して、UV印刷のさらなる可能性を追い求めることで、他社との差別化はもちろん、自社の強みを一段と強化して市場での存在感をさらに高めているのです。

【企業プロフィール】
株式会社ジャパン・スリーブ
代表取締役社長:金井 彬
設立:1968年3月
本社:東京都墨田区両国3丁目21番11号
生産事業本部J1ファクトリー:〒421-0212静岡県焼津市利右衛門1609-4 従業員数:289名(平成24年6月現在)
http://www.japansleeve.co.jp/

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