お客様事例

スタールフォルダーユーザー

シーピーユーメールサービス株式会社様

メーリングサービスと折り加工で独自の地位を確立
シーピーユーメールサービス株式会社は、メーリングサービスと折り加工に事業を特化した専門会社です。江戸川区臨海町に拠点を置き、創業わずか13年でDM業界において確固たる地位を築いています。

ワントゥワン・マーケティングの牽引役となったダイレクトメールの加工業務では、印字・丁合いから封入・封緘・加工、発送まで処理業務を一貫して受注。一般封筒への封入・封緘はもちろん、圧着ハガキなどDM業界の多様なニーズに応えています。その正確で丁寧な仕事ぶりは広く業界でも認められ、大手印刷会社、大手出版社、大手情報加工会社等から確かな信頼を勝ち取っています。近年では定形外和封筒インサーターも導入し、業界初となるビニール封筒での3ステーションマッチングを実現。最大同封点数は13点で、折り丁から封筒、さらにはCD等の封入も可能です。折り加工の分野でも一般的な折り加工から観音折り、特殊折り、ジグザグ折り、巻折りなど多種多様な折りを難なくこなし、他社にはない品質とスピードで有名です。業界では「折りのシーピーユー」として一目置かれる存在となりました。1000部の折りから100万通のDMまで、加工から局出し・発送まで同社の業務範囲は実に幅広く多彩です。従業員数は正社員31名、パート従業員67名で繁忙期には派遣社員も雇用しています。

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■品質で勝負しようとハイデルベルグ製品を導入
現在、同社にはハイデルベルグ製のスタール紙折り機8台とポーラー断裁機3台が設備されています。導入理由について同社の代表取締役社長である下重五津子氏は「品質で勝負しようと考えた結果」と語っています。実際、スタール紙折り機ならメールを100万枚通しても調整はほとんど必要なく、最高速度でもびくともしないとのこと。窓付封筒に封入するメールの場合、折りが少しでもずれると宛名やバーコードが読めなくなります。スタール紙折り機ならその心配はないと下重社長は断言します。新しく導入した自動セット紙折り機TH56には、印字面をCCDカメラでチェックする自動検知装置も装備しました。ミスを発見すると通常は機械がストップしますが、スタールの場合、機械を止めることなくミスシートだけを自動的に排出します。再起動の時間が不要なため、生産性は飛躍的に向上します。スリッターによる2丁出しも可能なため、生産性をさらに高めることが可能です。3台あるポーラー断裁機のうち1台は自動紙おろし装置トランソマットと突き揃え装置ジョガーを組み合わせた自動断裁システムとして運用し、オペレータの負担軽減を図っています。ポーラー独自のスウィングカットなど、断裁品質にも下重社長は高い信頼を寄せています。

創業3年目から全社一丸となって品質管理を徹底
同社の創業は平成10年11月。バブル崩壊後の景気低迷期に事業をスタートし、印刷・出版業界の需要が下落してゆく厳しい経済状況のなかにもかかわらず、着実に業績を伸ばしてきました。その理由のひとつが品質へのこだわりであり、メーリングサービスへの早期参入であったことは間違いありません。

特に品質管理は創業3年目に専門部署を立ち上げるなど、全社一丸となって取り組んできました。精度の高い紙折り機・断裁機の導入はもちろん、工場搬入口の横に設置した防虫灯もそのひとつ。顧客から預かった刷り本をヨゴレから守り、一枚たりともムダにしないという同社の姿勢が如実に現れています。工場内からカッターナイフを一掃したのは異物混入をふせぐため。折れた刃がDMに混入すれば、顧客の信頼を失うだけでなく、損害賠償にまで及ぶことも少なくありません。業界で実際に起こった事件を教訓に下重社長が決断しました。この他、作業用具の保管場所をきちんと決めて管理を徹底するなど細かな業務改善は枚挙にいとまがありません。しかもコンサルタントに頼るのではなく、パート・正社員の区別なく現場の従業員たちが自発的に取り組んでいるから継続が苦にならないとのこと。こうした業務改善のなかでも興味深いのが同社独自のジャム札です。

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加工ミスが発生すると折り丁にジャム札を挟むのですが、断裁・折り・封入の工程ごとに色分けされているため、原因がすぐ分かります。品質管理を徹底してもミスをゼロにすることはできません。それでもミスをそのまま見過ごすのではなく、原因究明と改善につなげることができれば、同じミスは二度と起こりません。毎日の朝礼、月1回の社内事故報告連絡会など、従業員全員で情報を共有し、改善につなげてゆく仕組みも万全です。

32台の監視カメラで作業工程を常時監視
こうした品質管理の徹底が、製本加工会社としては異例の監視カメラの設置につながりました。同社では刷り本の搬入から、断裁・折り・封入・封緘の各作業工程、そして製品の搬出まですべてを32台の監視カメラで撮影し、ハードディスクに保存しています。これは異物混入やキズ・ヨゴレ、荷崩れ等顧客からのクレームに対して原因を素早く特定するためです。原因が自社にあれば改善につながり、理由のないクレームであればその証拠として提出できます。実際、クレームの多くは配送業者や顧客側の問題で、監視カメラが同社の業務の確かさを証明する結果につながっています。また個人情報の取り扱いに敏感な大手企業から高い信頼を勝ち取る要因のひとつにもなりました。もちろんそれだけではありません。平成17年には個人情報の保護を目的としたプライバシーマークを取得。工場内への入退室を厳重に管理するなど、セキュリティ対策も万全です。さらに平成19年6月にはISO 9001も取得しました。

品質管理と人材がものづくりの鍵
「ものづくりに必要なのは品質管理」と語る下重社長がもうひとつ重視するのが人材育成です。3シフト・24時間の生産体制では、ひとり一人の従業員に目が行き届きにくくなります。しかし下重社長は女性ならではのきめ細やかさで、パート・正社員と立場の違う従業員を暖かく見守っています。パート従業員でも差別なく接し、ときには厳しく指導することでやる気を引き出しています。パート従業員もまた同社のかけがえのない戦力なのです。偏りの少ない年齢構成も同社に活力を与える要因のひとつです。年齢の近い先輩社員が新人教育を担当し、仕事はもちろん社会人としての常識を教えてゆきます。それは先輩社員の自覚にもつながります。こうしたOJTの重要性を知る下重社長は今年も新卒者数名の採用を予定しています。

品質と人材を核に他社との差別化で成長を目指す
品質にこだわり、人材にこだわり、正確かつ丁寧な仕事で業績を伸ばしてきた同社ですが、近年ではDM加工業界に新規参入する業者も増え競争は激化しています。こうした厳しい環境の中で更なる成長を続けるため、同社は他社にはできない、大手にはない加工技術、品質の確立を目指しています。昨年導入した和封筒インサーターは新しい封入・封緘技術の確立に貢献しました。また自動紙折り機はパート従業員でも簡単にセットアップでき、最高速度でも高い品質が維持できるのが特長です。これにより納期の短い仕事も今まで以上にスピーディに処理でき、技術のあるオペレータはより難度の高い仕事に専任できるようになりました。印刷・製本業界の将来が見えにくくなる今、「紙にこだわる日本人の文化に賭ける」と語る下重社長の言葉はとても頼もしく聞こえました。

【会社プロフィール】
社 名 : シーピーユーメールサービス株式会社
創 業 : 平成10年11月
代表取締役会長 :上野徳太郎
代表取締役社長 :下重五津子
従業員数 :98名(正社員31名、パート従業員67名)
所在地 :〒134-0086 東京都江戸川区臨海町3-6-1
TEL :03-5676-6211
ホームページ :www.cpums.co.jp/

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